「大白蓮華」   2017年(平成29年)9月号(No.815)

『 巻頭言  』    多宝の命は御書とともに      池田大作先生     


日蓮大聖人の御書全集は、

立宗700年という大佳節(だいかせつ)(95年)に、

創価の師弟の手で発刊された。

 

戸田城聖先生の喜びは、あまりにも大きかった。

 

御本仏の力が漲(みなぎ)る、この御書を拝(はい)すれば、

必ず 「生老病死(しょうろうびょうし)」の苦悩を打開(だかい)していける。

 

誰人たりと も、「常楽我浄(じょうらくがじょう)」の境涯(きょうがい)へ、

到達(とうたつ)できるんだよと。

御書には、宇宙と社会と人間を貫(つらぬ)く、

生命の究極(きゅうきょく)の法理(ほうり)が明かされている。

 

とともに、いかなる現実の試練(しれん)にも、

希望と勇気の励ましを送られ、

変毒医薬(へんどくいやく)(毒薬変じて薬と為す)へ、

具体的な指南(しなん)をして下さっているのだ。


御書の刊行より65星霜(せいそう)。

私の誇りは、大聖人の仰せ」通り、

幸福勝利の歓喜の舞を示しゆく多宝(たほう)の同志が、

いずこにも輝いていることである。

座談会で、家庭訪問で、個人指導で、

百戦錬磨(ひゃくせんれんま)の広布の父母たちは、

何と自在(じざい)に御文を語ることか。


心肝(しんかん)に染め上げてきた、その命からは、

悩める友を蘇生(そせい)させる御金言の一節一節が、

溢(あふ)れ出てくる。


そこには、門下を抱(だ)きかかえてくださる御本仏の お心が、

実に生き生きと再現(さいげん)される。

 

仏勅(ぶっちょく)の学会と共に、御書そのままに戦い続けている、

「実践の教学」の底力が、ここにあると言えまいか。


「どんな時も、『此(こ)の事(こと)にあはん為(ため)なりけり』や。

恐(おそ)れるものなどありまへん。勇気が湧(わ)きまっせ!」とは、

関西の錦宝会(きんぽうかい)の父の言葉である。


創価の無名にして偉大な哲人(てつじん)たちこそが、

御書という希望の宝典(ほうてん)の光で、民衆を照(て)らしているのだ。


 御聖訓(ごせいくん)
  そのまま行(ぎょう)ずる
        多宝かな
  常楽我浄と
     勇(いさ)み舞(ま)ゆけ


年齢を重(かさ)ね、多くの苦労が打ち続いていた弟子の

報告を聞かれた大聖人は、仰せになられた。


「災難(さいなん)を払(はら)はん秘宝(ひほう)には

法華経に過(す)ぎず たのもしきかな・たのもしきかな」(1017ページ )

 

そして、その上で、

一切を「日蓮に任(まか)せ給(たま)へ」 (同ページ)と、

言い切られているのである。


何があろうとも、あなたには、妙法があるではないか!

私(大聖人)が、ついているではないか!と。

御書を開けば、その仰せが命(いのち)に迫(せま)ってくる。

 

たとえ、若い時のように自由に体は動かなくとも、

 

心は、妙法と一体である。

大聖人と、ご一緒である。


「苦楽(くらく)ともに思(おも)い合(あわ)せて」(11431ページ) 

 

題目を唱え、 全てを、御本尊にお任(まか)せして、

朗(ほが)らかに前進するのだ。

御聖訓には、

 

「此の経を一文一句なりとも聴聞して神(たましい)にそめん人は、

生死の大海を渡るべき船なるベし」(1P4483)と、約束なされている。


未曾有(みぞう)の高齢社会を迎えて、

「生老病死」がますます、

人類の焦点(しょうてん)の課題となつていくに違いない。

 

御書に留(とど)められた「生命尊厳」の平和の大光が、

いよいよ地球を包(つつ)みゆく時代に入っている。

 

我らは、創価の大船に、さらに多くの友を誘(さそ)いながら、

「常楽我浄」の大航海(だいこうかい)を進めようではないか!

 

その新たな出航の、

明るく賑(にぎ)やかな銅鑼(どら)を、打ち鳴(な)らすのが、

教学部の任用試験(仏法入門)である。

 

「行学(ぎょうがく)の二道(にどう)」を励(はげ)み抜(ぬ)いた、

誉(ほま)れの多宝の先輩たちに続いて、

御書とともに、皆が大勝利の人生を!

 

    『巻頭言』2017年(平成29年)9月号(No.815)

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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「太田左衛門尉御返事(おおたさえもんのじょうごへんじ)

         日蓮大聖人御書全集P1017

 

法華経の持者(じしゃ)は教主釈尊の御子(みこ)なれば争(いかで)か梵天・帝釈・日月・衆星も昼夜(ちゅうや)・朝暮(ちょうぼ)に守らせ給はざるべきや​​​​​


<通解>
法華経を受持(じゅじ)する者は、
教主釈尊(きょうしゅしゃくそん)の御子(みこ)であるので、
どうして梵天(ぼんてん)・帝釈(たいしゃく)も、
日月(にちがつ)・衆星(しゅせい)も、
昼に夜に、また朝に夕方(ゆうがた)に
守らないことがあるだろうか(必ず守るであろう)。

~池田先生の指導~同志への指針

豪雨(ごうう)の被災地の方々に、
全世界の同志と共に題目を送っています。
 
妙法を唱え抜く尊極(そんごく)の生命を、
諸天(しょてん)は仰(あお)ぎ仕えるように護(まも)ります。
 
いかなる災難(さいなん)にも、
「転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)」(重きを転じて軽く受く)
「変毒為薬(へんどくいやく)」の大功力は厳然(げんぜん)です。
 
大変な時こそ、仏法の慈悲と勇気が光り、
無量の心の財(たから)が積(つ)まれます。
 
皆で励まし、支え合って、愛する郷土の福光(ふっこう)へ、
不屈(ふくつ)の一歩を!

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「乙御前御消息」日蓮大聖人御書1220

 

古(いにし)への御心(おんこころ)ざし申(もう)す計(ばか)りなし・

其(それ)よりも今一重(いまいちじゅう)強盛(ごうじょう)に御志(おんこころざし)あるべし、其の時は弥弥(いよいよ)十羅刹女(じゅうらせつにょ)の御(おん)まほりも・つよかるべしと・おぼすべし​​​​​​​​​​​


<通解>
これまでのあなたの信心の深さは、言い表(あらわ)すことができない。

しかし、それよりもなお一層の強盛な信心をしていきなさい。

その時は、ますます十羅刹女の守護(しゅご)も強くなると思いなさい。

~池田先生の指導~同志への指針

(2018年6月21日 聖教新聞)

 

大阪北部地震の被災(ひさい)に、重ねてお見舞い申し上げます。

 

御本仏が、関西家族の尊(とうと)い「御心ざし」を、

全て御照覧(ごしょうらん)であられる。

 

大変な時こそ「今一重強盛に」燃え上がるのが、

常勝不屈(じょうしょうふくつ)の信心だ。

 

ゆえに諸天(しょてん)も、いよいよ護(まも)りに護る。

絶対に一切を変毒為薬(へんどくいやく)できないわけがない。

 

愛する関西、断じて負けるな!

「常勝の空」を胸に響(ひび)かせ、不二(ふに)の友に題目を送ります。

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昨年の5月〇日、2016年から、誹謗中傷、嫌がらせ、執拗な付き纏いをしていた、ブログ村ポエムランキングに参加されている方の一人が、私が経営する職場に一年も入っていたことが分かり、話し合いの場を持ちました。

最後まで、精一杯の真心を尽くしてお話しし、人道的なご対応したつもりでした。

その人も「心を入れなおしますから」と謝罪されましたが、

その後もひどい言葉で汚し、罵りなどが続きました。

心身ともに比叡する中で、仕事を続けて参りました。

2016年から、誹謗中傷、嫌がらせ、執拗な付き纏いをしていた、

ポエムランキングに参加されている方は、一人ではありません。

 

2016年から、どれだけ苦しみ、恩師からの どんな励ましを胸に、

この日まで必死で歩んで来たのかを、その年月の長さを、身で読む為に、

6月26日から、「2016年1月~の巻頭言」を順番通りに投稿しています。

 

自身の記録の為に。

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<教学> 生命論 「 十界論 」

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