【教学】

      ONE GOSHO~この一節とともに!

 

    勇気の挑戦で歴史を築け

 

「持妙法華問答抄」  日蓮大聖人御書467ページ

 

御文  願くは「現世安穏・後生善処」の妙法を持つのみこそ

只今生の名聞・後世の弄引(ろういん)なるべけれ須(すべから)く

心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ

今生人界の思出なるべき

 

~ 通解 ~ 

願わくは「現世は安らかであり、来世には善い所に生まれる」

と仰せの妙法を持つこと、それのみが、この一生の真の名誉であり、

来世の導きとなるのである。

ぜひとも全精魂を傾けて、南無妙法蓮華経と自身も唱え、

他の人にも勧めるがよい。

それこそが、人間として生まれてきたこの一生の思い出となるのである。

*~*~*~*

 

本抄では、諸経の中で最も優れた教えが法華経であると述べ、

その教えを持つことの功徳の大きさや、誹謗する罪の重さ、

そして「信」の大切さなどについて教えられている。

 

~ 解説  ~

拝読箇所の冒頭にある「現世安穏・後生善処」との法華経の文は、

妙法を持つことで現世に幸福境涯を築き、

未来世に善い所に生まれることができるという、大きな功徳を示している。

 

ここでいう「安穏」とは、単に困難や悩みのない、

順風満帆な状態のことではない。

 

仕事の悩み、自身や家族の病、将来への不安など、

私たちが生きていく現実は、さまざまな苦難が襲ってくるものである。

 

どんな困難にも負けることなく、挑み抜く不動の心に真の「安穏」がある。

 

日蓮大聖人は、その境涯が確立できる妙法を「持つ」ことこそ、

今世の名誉であり、三世にわたる幸福を開くことになると、

教えられているのである。

 

では「持(たも)つ」とはどういうことか。

 

まず「須く心を一にして」とあるように、

心を定めて御本尊を信じ抜くことが根本である。

 

そして「南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみ」と仰せの通り、

日々の勤行・唱題に励みながら、

友の幸福を願い、折伏に挑んで妙法を語り広げること、

つまり自行化他の実践が「妙法を持つ」ことなのである。

 

さらにこの実践が、いま生きている人生の最高の思い出になると、

断言されている。

 

本抄には「名聞名利は今生のかざり」(御書463ページ)とあり、

世間的な名声や利益は“人生の飾り”にすぎないとされている。

 

確かに名聞名利は何かのきっかけで、はかなく消えてしまう。

 

それに対して、自他共の幸福をつかむために広布に生きる日々は、

不滅の思い出となり、その福徳は生命に刻まれていく。

 

ここで仏法対話について、

 

妙法を説いて相手が発心する「発心下種」も、

すぐには発心しない「聞法下種」も、功徳が同じであることを確認したい。

 

池田先生は、

「思うように対話が実らないことがあったとしても、

落ち込む必要など全くない。

聞法下種こそ、第一義の実践である。

勇気を出して挑戦していること自体が、生命の勝利なのだ

とつづっている。

 

また若き日に、友人との対話の場に戸田先生に同席してもらったが

実らなかった折伏の体験を、こう述懐したことがある。

 

「自分が不甲斐なく、どう語ればよいのか、必死に研究もした。

そして、祈りに祈り、“もう一人”“もう一人”との思いで、折伏行を重ねた。

それが、どれほど大きな自身の力となっていったか計り知れない。

そのなかで、ようやく折伏が成就した時の、

あの晴れやかな感動と喜びは、筆舌に尽くしがたい」

 

折伏を通した自らの成長と、弘教の歓喜は、

「今生人界の思出」として胸中深くに刻まれる。

 

各地で開催された男子部大会でも、仏法対話への挑戦とともに、

苦難を乗り越えた感動的な体験が数多く語られた。

 

「前進・人材の年」の開幕に当たり、

一人一人が自行と化他の明確な目標を掲げていきたい。

 

まずは池田先生の会長就任60周年となる「5・3」へ勇気の折伏に挑み、

宿命転換、人間革命の思い出を築いていこう!

 

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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「日女御前御返事」日蓮大聖人御書P1245

 

​石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信(ししん)の故なり、

何に況(いわん)や仏法においてをや​
                          
​​~通解~
(中国の将軍・李広が放った)矢が石に立ったのも、

父の敵であると心から信じたゆえである。

まして、仏法においては、

(信じる一念の強さが大事なことは)なおさらのことである。

~池田先生の指導~同志への指針

一念の力は計り知れない。

その究極が不屈の勇気の信心である。

 

決然たる妙法の音声は、全宇宙に轟き渡り、

一切を、諸天の働きへと変えていく。


壁にぶつかった時こそ題目だ。

思うようにいかない時こそ、もう一歩、

執念を燃やして祈り抜き、祈り切るのだ。


その勇猛精進の唱題から、

逆境をはね返す「智慧」が生まれ

新たな勝利への大回転が始まる。

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「妙法比丘尼御返事」日蓮大聖人御書P1,418

 

日蓮は此の法門を申し候へば他人にはにず多くの人に見て候へ


~通解~
日蓮はこの法門を弘(ひろ)めるので、

他の人とは比較(ひかく)にならないほど多くの人に会ってきた。

~池田先生の指導~同志への指針


御本仏が示(しめ)された広布の金(きん)の道 ——

それは「人と会う」 ことである。

 

法のため、友のため、社会のため、

創価の交流・対話は大聖人に直結(ちょっけつ)している。

 

動けば命(いのち)が躍動(やくどう)する。

会えば心を触発(しょくはつ)し合える。


相手の仏性(ぶっしょう)を敬(うやま)う不軽(ふきょう)の語らいは、

 

鏡の如く自(みずか)らの仏性(ぶっしょう)を輝かせ、

自他共(じたとも)に境涯(きょうがい)を広げる。

 

題目で勇気と智慧(ちえ)を漲(みなぎ)らせ、

「友情と信頼の橋」を架(か)けゆこう!

 

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「崇峻天皇御書」日蓮大聖人御書全集P1174

 

周公旦(しゅうこうたん)と申せし人は沐(ゆあみ)する時は三度握(みたびにぎ)り食(しょく)する時は三度はき給(たま)いき、たしかに・きこしめせ我ばし恨(うら)みさせ給うな仏法と申すは是(これ)にて候ぞ


~通 解~
周公旦(しゅうこうたん)という人は(客人が来れば)沐浴(もくよく)して

髪(かみ)を洗っている時でも三度、水を絞(しぼ)り落とした。

また食事中でも三度、吐(は)いて食事を中断した(客人を待たせなかった)。

しっかりお聞きなさい。

 

(私〈日蓮〉の言うことを聞かずに失敗しても)

私を恨(うら)まないようにしなさい。

 

仏法というのは、このことをいうのである。

~池田先生の指導~同志への指針


短気(たんき)な四条金吾(しじょうきんご)を、

戒(いまし)められた御聖訓である。

 

礼儀(れいぎ)と誠実(せいじつ)、

真心(まごころ)の配慮(はいりょ)──

 

常識豊かな、人間性あふれる振る舞いにこそ、

仏法の精神は脈動(みゃくどう)する。

 

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「大白蓮華」では経営者へのインタビューを随時、掲載している。

 

読み進めていくと、彼らがいかに「創業の精神」を大切にしつつ、

「後継の育成」に力を入れているかという共通点が見えてくる。

 

「何のため」という「創立の精神」。

 

それを受け継ぎ、時代の変化に柔軟に対応する「後継の人材」。

 

この二つが躍動しているかどうか――

これが伸び続ける組織を見分ける一つの基準であろう。(速)

 

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