小説「新・人間革命」 暁鐘 29
「御書には『地涌の義(ぎ)』との言葉がある。
広宣流布の使命を担(にな)い、人びとを救うために、
陸続と地涌の菩薩が出現することを 意味しています。
皆さんは地涌の菩薩なんです。
皆さんには希望もあるでしょう。
また、大きな悩みもあり、挫折もあるでしょう。
人生とは、苦難との闘争であるといえるかもしれない。
しかし、すべての苦難、苦悩は、それを乗り越えて、
仏法の偉大なる力を 証明するためにある。
つまり、苦悩の宿命があるからこそ、
それを打開することによって、
仏法の真実と正義が立証でき、
仏法を流布していくことができる。
そして、地涌の菩薩としての使命を
果たしていくことができるんです。
いわば、苦悩は、地涌の使命を果たしていくうえで、
必要不可欠な条件なんです。
ゆえに、宿命は即使命であり、
どんなに激しい宿命の嵐(あらし)が吹き荒れようが、
乗り越えられないことなど 絶対にありません」
小説「新・人間革命」 暁鐘 29
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「阿仏房尼御前御返事」 日蓮大聖人御書全集P1308
仏法の道理を人に語らむ者をば 男女僧尼必ずにくむべし、
よしにくまばにくめ 法華経・釈迦仏・天台・妙楽・伝教・
章安等の金言に身をまかすべし、如説修行の人とは是れなり
~通解~
仏法の道理を 人に語ろうとする者を、男女僧尼が必ず憎むであろう。よし憎むなら憎むがよい。
正法を語って憎まれることは最高の誉れであり、
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「上野殿御消息」日蓮大聖人御書全集P1527
かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり
~通解~
今は知られなくとも、内に誠意があれば、
いつかその徳は 外にあらわれるものである。
誰が見ていようといまいと、まじめに広布に戦う人には、
必ず福運の花が咲くとの原理を示されています。
~池田先生の指導~
自分が、どう祈り、どう戦っているか、どう行動してきたかは、
自身の生命に 厳然と刻み残されている。
どこまでも真面目に、誠実に信心を貫いた人が、
絶対に最後は勝つ。
必ず 無量の福運を積んでいけるのです。
これは60年以上、妙法に生き抜いてきた私の結論です。
妙法のために行動したことは、全部、仏因となり、
すべて 自分の仏性を開く働きとなる。
自身の仏性が現れるからこそ、全宇宙の諸天善神が働くのです。
必ず「陽報」があり、「あらはれての徳」があるのです。
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~蓮華~
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