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かがみんといっしょ

「探検、発見、オレの街」の外伝.かがみんが写っている写真を使って探検の記録の要約です.

探検:2012年7月16日
場所:神奈川県川崎市川崎区,横浜市鶴見区

扇町駅から折り返しの鶴見線に乗ります.

鶴見線乗車

次はどこへ行くのかな?


安善駅まで乗って,大川支線に乗り換えます.安善駅の駅名は,安田財閥の創業者,安田善次郎から来ているようです.
安田善次郎は浅野総一郎とともに,京浜工業地帯の生みの親として,多大な貢献をしています.

大川駅

随分広い構内ね


大川駅に着きました.鶴見線大川支線の終点です.かつてはここから貨物線がたくさん分岐していたようです.付近の道路には線路が今も残っており,仮囲いで封鎖された工場敷地内へ向かって伸びています.駅名は製紙王・大川平三郎から来てるようです.

大川支線は運行本数が少なく,特に休日は輪をかけて少なく,7時台1本,8時台1本の次は18時台1本の合計3本しか運行がありません.そして,7時台の列車で乗ってきて,それを見送り,8時台の列車で戻ります.8時台の列車を逃すと,工業地帯の真ん中で夜まで途方に暮れることに・・・・・・なんてことは実はなく,10分ほど歩けば鶴見線本線の武蔵白石駅に到達できます.

午前中に乗れる最後の列車に乗って,浅野駅まで行きます.

浅野駅

この駅名はもしかして?


お察しの通り,浅野駅の駅名は,浅野財閥の創業者,浅野総一郎から来ているようです.駅舎はそこそこ大きいですが,無人駅です.写真右を手前に伸びるのが本線で扇町駅や大川駅へつながります.駅舎の向こう側に本線からの分岐があり,海芝浦支線が写真左方向へ伸びています.

浅野駅のホームは本線と海芝浦支線で分岐した後にあるため,2箇所に分かれています.同じ鶴見方面行きでも本線を走る列車と支線から来る列車で待つホームが異なるので注意が必要です.駅舎とホームの配置上のためか,海芝浦行きのホームは非常に広くなっています.あまりにも広すぎたためか,広場(?)の真ん中には手入れされた植え込みが作ってあります.また,改札口自体もやたら広いですが,その広さの割にSuicaの簡易改札出場2台,入場1台しかなく,大変すかすかしています.

(つづく)
探検:2012年7月16日
場所:神奈川県川崎市川崎区

川崎駅から立川駅まで,川崎市を縦断するように南武線は走っています.川崎駅の次の尻手駅は南武線最南端の駅です.ここは南武線浜川崎方面行きに乗り換え駅です.

南武支線

今日はこれに乗るの?


一般的には南武支線と言われていますが,列車内の案内では南武線浜川崎方面行きとなっていて,支線という表現はされていません.写真が若干暗いのは,朝の6時前だからです.

浜川崎

何とか川崎駅多いね


終点の浜川崎駅まで来ました.尻手駅から10分もかからずに到着します.ここは浜川崎駅でも,鶴見線の方の浜川崎駅のホームです.南武線の浜川崎駅と鶴見線浜川崎駅は,道路を挟んで向かいにあって,乗り換えは一度改札を抜けて道路を渡ることになります.もちろん無人改札で,乗り換えの人は簡易Suica改札にタッチせずに行きます.今回は休日おでかきパスを使っているので,そのままスルーします.

次は鶴見線に乗ります.

扇町

どの辺が扇なのかな?


というわけで,鶴見線扇町駅に来ました.鶴見線の本線の終点です.扇町の扇はこの辺の埋め立て地を作った浅野財閥の家紋から来ているらしいです.工業地帯なので,駅周辺は工場ばかりです.工場に勤めている人が多く使っている駅で,休日の早朝でもここで降りる人はそこそこいました.この撮影時点では乗ってきた列車を見送って次の列車を待ってるところで,周辺には他に誰もいません.

扇町の猫駅長?

この子,駅長かな?


扇町の駅にはネコが住み着いてます.多分,ネコ駅長です.ネコ・パブリッシングから出ている「昭和の終着駅 関東篇」という本にも最近の写真でやはりネコが写った写真が載っています.多分,同じネコです.

朝ご飯用にコンビニで買ってきたおにぎりを食べてると,このネコは近寄ってきました.ついさっきまで駅の入り口の方で座ってたのにめざといです.人間用のはお前にはあげられないよ?

(つづく)
探検:2012年6月30日
場所:千葉県君津市

房総は山々はあまり標高が高くなく,そして,川は何度も蛇行して流れているのが特徴です.そんな房総半島の外周はJRの内房線と外房線がカバーしています.房総の山へ入る鉄道は,小湊鐵道,いすみ鉄道,そして,JR久留里線の3線です.今回は久留里線に乗ります.

木更津駅から久留里線に乗り換えます.実は久留里線,休日おでかけパスのフリー乗車区間に入っています.端っこの方なので見逃しがちですが,久留里線の終点まで間違いなく入っています.

終点から

線路ここまでなのね


はい,久留里線の終点,上総亀山駅まで来ました.例の通り,かがみんが映ってない写真は省略です.よーく見ると,写真中央に今乗ってきた列車がちいさく写っています.この列車はまもなく発車となります.

上総亀山駅は現在,無人駅となっています.休日おでかけパスだと集札箱にきっぷを入れるわけにもいかず,有人駅につながるインターホンがある わけでもなく,特に何もすることなく改札(?)を素通りすることになります.自動改札に慣れていると何もしないことに違和感がありますが,かと言って他に 何もできることはないのでそうするしかありません.

終点で

天気よくて気持ちいいね


この日は天気が良くて,人もほとんどいなくて,外での撮影がはかどります.すぐ後ろに見える茶色い構造物は線路の車止めです.こういう車止めは意外と見かけません.東京近郊のJRは大体,別の路線につながるようになってるし,鶴見線ではでっかいコンクリートの塊だし,京急は水色の装置みたいなものをつけてたりします.

ホームから

次の電車まだ?

実は,乗ってきた電車を見送ると,その次の発車まで2時間ぐらい待ちます.2時間も待つ人は誰もいないので,ホームで撮影し放題です.

ツバメ

ツバメいるね♪


駅舎の中にはツバメの巣があります.親ツバメが出たり入ったり,忙しそうにしています.時計と時刻表を見れば分かるとおり,次の列車の出発まで,まだ45分ほどあります.駅前もこれといって何も無く,駅周辺も大体見てしまい,この撮影時点で特にやることがなくなっています.


久留里線車両

帰りの電車来たね!


ようやく帰りの列車が来ました.これに乗って帰ります.かつて久留里線ではタブレット交換が行われていて,実はそれを見たかったのですが,この数ヶ月前に廃止されていました.気づくのがちょっと遅かったです.

(おしまい)

探検:2011年12月25日
場所:青森県

弘前で一泊して,朝から奥羽本線川部駅まで来ました.

五能線

次はあれに乗るの?


川部駅で,五能線に乗り換えます.当然ながら,雪で真っ白です.しかしながら,さすがは雪国.雪慣れしていない東京近郊と違って,普通に動いています.

ここから五所川原まで乗って,津軽鉄道に乗り換えます.

津軽中里駅

最北端の私鉄の駅なの?

津軽鉄道の津軽中里駅まで来ました.・・・・・・ストーブ列車に乗りましたが,かがみんが写ってる写真は無いです.ここは観光客が多いので,なかなか撮影が難しいのです.

津軽中里駅は日本最北端の私鉄駅です.かつては下北半島の先に走っていた下北交通大畑線の大間駅が最北端でしたが,2001年に廃線となり,津軽中里駅が最北端となりました.

五所川原駅

真っ白ね・・・

五所川原駅まで戻ってきました.この年,この時期にしては雪が多かったようで,帰りの五能線は少し遅れていました.ホームは寒いので,列車が来る直前まで改札外の待合室で待ちます.というか,有人改札で,列車が来る直前まで改札自体が始まりません.

何とか弘前まで戻りましたが,遅れていたせいで乗ろうと思っていた弘南鉄道に乗れませんでした.都会と違って運行本数が少ないので,1本乗り遅れるとリカバリ不可になります.

新青森駅

長かったわね

新青森駅まで戻ってきました.ここから新幹線で帰れば,青森計画は完了です.新青森の駅舎は東北新幹線の延伸に合わせて新しく作ったので新しく,大変明るいですが,周辺は特に何もないので暗いです・・・・・・.

(おしまい)

探検:2011年12月24日
場所:青森県青森市

帰りの津軽線です.バスから鉄道に変わり,座席が広くなり,やっと一息付けます.

津軽線3

そろそろお昼?


今は12時台.ちょうどお昼ご飯の時間です.龍飛岬も駅周辺も飲食店はやってないし,あったとしても食べれるほど時間の余裕はありませんでした.これは予想済みだったので,ちゃんと用意してあります,アウトドアグッズの店で買ってきた,謎のレーションです.薄っぺらい板状のキャラメル的な粘りと固さのものです.・・・・・・あんまりおいしくないです.普通にカロリーメイトにしといた方が良かったかもしれません.

写真では分かりにくいですが,車窓に海が映っています.三厩を出てすぐの辺りは,海岸線に近い所を走ります.この辺は線路のすぐ横に国道が走り,その向こうは民家等何も無い海岸に沿った空き地,そして三厩湾となります.この後,蟹田駅までは内陸を通るので,蟹田~三厩間で海が見えるのはここだけだったりします.

蟹田駅

蟹がいるの?


蟹田駅まで戻ってきました.後ろに見える建物が駅舎です.行きと同じく,ここで乗り換えです.蟹田駅には蟹の絵が入った駅名のプレートが設置してあるだけで,蟹はいませんでした.しかし,実は2012年,トゲクリガニが観光カニスマ駅長として就任したらしいです.休憩所に設置された水槽の駅長室から,お出迎えしてくれるようです.

実はこの年,この時期にしてはかなり雪が降っていたらしいです.蟹田~青森間では青函トンネルへ行く貨物列車とたくさんすれ違いました.それらは,大雪のため,ダイヤがかなり乱れていたようです.駅で貨物列車とすれ違いのための待ち合わせがあったので外で見てみると,貨物列車が雪煙をあげながら,ものすごい勢いで走ってきて通過していく,とても迫力ある姿を見ることができました.

八甲田丸

青函連絡線?


青森駅まで戻ってきました.駅から歩いてちょっと行ったところに,八甲田丸が係留してあります.これは青函トンネルができる前,青森と北海道をつなぐ青函連絡船として運航されていた船です.現在はメモリアルシップ八甲田丸とされ,海上博物館として一般公開されています.本当は中に入りたかったのですが,次の列車の時刻があるので,ここはまた,別のときに来なければなりません.

青函連絡船は現在,摩周丸も函館で保存され,見学が可能となっています.2011年当時は羊蹄丸も東京の船の科学館で保存されており,見学可能でした.しかしながら,2012年に売却され,解体されたようです.

(おしまい)