エイプリルフール2021
皆さんこんにちは!!サクラ135です。
4/1はエイプリルフールです!
性懲りもなくウソを言いに来ました。
よければお付き合いください。
今回のテーマは
「礼に始まり、礼に終わる」です。

この言葉は武士道精神からのもので、鍛練を積む時も、強くなる為にも、勝負をするにおいても、成長する為には必ず相手が必要です。
なので、その相手に出会えた事に礼をもって感謝をする。
といった礼節を重んじる事を体現したものになります。
どこか一期一会にも似た考え方のように感じます。

しかし、これには大元になったものがあったというのは皆さんご存知でしょうか?
「礼に始まり、礼に終わる」の大元を作ったのは、戦国武将の徳川家康なのです。

日本を統一した徳川家康は徳川家を末長く繁栄させるために取り組んだことの一つに高度な交渉術と言われています。
交渉というのは、徳川家が繁栄するために同盟関係などを結んだりするという重要な役割がありました。
その際、徳川家に協力的な大名もいれば、よく思っていない大名もいる中で、誰を信頼し、誰を警戒するべきなのかを見極める必要があったのです。
そこで活躍するのが交渉人。

当時、徳川家の交渉人は一人で対応していた訳ではなく、二人の付添人が同席していました。
付添人の主な役目は交渉時の書記、助言、時間マネジメント、情報の連絡、交渉人の護衛などをしていました。
(ちなみに、当時の時間マネジメントに使われていたのは、ロウソクと言われています)
とはいえ、交渉人と付添人の連携が取れていなければ意味がありません。
そこで家康が考案したのが、交渉人の礼の動作による付添人への意思伝達でした。
相手を信頼すべきか、警戒すべきか、様子を見るべきかの3つにカテゴリーに分けるもので、「腰前(こしさき)」「膝頭(ひざがしら)」「重ね(かさね)」となっています。
ではそれぞれ説明していきます。
「腰前」(こしさき)
意味:信頼できない、警戒すべき相手、交渉決裂希望、交渉条件に難あり。
動作:正座した際、太ももの付け根に手を置きながら行う礼。
「膝頭」(ひざがしら)
意味:信頼はしかねるが交渉案件は魅力的またはその逆。今後の様子次第。
動作:正座した際、膝の前の床に両こぶしをつける礼。
「重ね」(かさね)
意味:交渉案件に魅力があり、信頼できる。
動作:正座した際、左手のひらを床に置き、左手の上に右手を重ねる礼。
これらの礼の動作の特徴は刀と手との距離を示しています。
刀というのは、左手で鞘を持ち右手で刀身を引き抜きます。
なので「腰前」は即座に刀が抜ける礼、「膝頭」も刀が抜ける礼となり、「重ね」は鞘を持つ左手を右手で封じる礼になります。
このように武士ならでわの礼を作ることにより、付添人は交渉人の動作を凝視しなくても意思伝達が出来ていたのです。
交渉人が付添人に交渉をどのような流れに持っていきたいかを知らせる事で、付添人が交渉人に物申す時などに有効とされていました。
例えば、相手が信頼できなかったり、案件が魅力的ではなかった場合は早く切り上げたいが邪険にはしたくない時、付添人が交渉人に時間が迫っていると伝えれば、切り上げる段取りに移行できる。
その際、「腰前」の礼で付添人に合図できれば時間を無駄にしなくて済むというわけです。
または、「重ね」の礼で交渉を成功させたいが、こちらの条件と折り合いをつける為にもう少し粘りたいという時、次の交渉が入っていた場合は付添人の一人が遅れる旨を伝えに行ったりしていました。
このように礼の動作で連携をするといったシステムを家康は考案する事で、徳川家の発展につなげる事に成功しました。
そして、この礼の区別を徳川家剣術指南役を務めていた「柳生新陰流」に伝わり、上下関係を重んじる「柳生一派」の礼法として取り入れられました。
ちなみに、礼をするという所作はあしましたが、礼の区別まではしていなかったみたいです。
さらに、この所作を真似て、独自のやり方に変換させたのが今の剣道のモデルとなった「北辰一刀流」で、『先生に礼、お互いに礼、神前に礼』へと進化を遂げました。
それが今の時代にも継承され意味づけもなされ、今の「礼に始まり、礼に終わる」へと成ったというわけです。
このように、感謝の体現で用いられている礼儀作法は、元々は高度な交渉術だったのです。
ですが、自分の気持ちを相手に伝えるという点では同じなので、あなたの礼の動作ひとつで相手にどう伝わるかが決まってしまうかもしれません。
あなたの礼は相手に何を伝えたいものなのかを改めて意識しながら行うことで、自分の意志を伝えられるかもしれませんね。
という嘘でした。
エイプリルフールじゃなくても。
怪談話好き?嫌い?

怖い話を聞いたり、怖いテレビ番組を観るのは好きというか、興味があります。



