最近本城雅人という作家の本を4,5冊読んだ。
この作家は元サンケイスポーツの記者でアメリカにも滞在した経験もあり、野球、サッカーなどにやたらと詳しい。特に野球については(自分もプロ野球ファンなので興味があり)日米の野球の差(三振した打者へのベンチの評価など)にも詳しく気付かされる部分があり面白くそれで4,5冊にもなった理由だ。またドーピング問題、スカウト制度、代理人制度にも精通していてそれをテーマに物語を構成していてついつい読み進んでしまい時間を忘れるくらいだった。この作家は図書館で何か面白い本はないかと探していた時サッカーを題材にした本を最初に読み、続けて野球題材の本になったが聞いたこともない作家だったので通り過ぎていくところだった。このようにまだまだ自分では知らない作家がいるのだろうなとしみじみ考えた。

KAZUSAGA