久しぶりに書く内容は、かなりな話題になっているこの件だ。
様々なスポーツで時に話題を提供するレフェリー。どこかのチームを応援しているファンの方なら、一度は不満を持つ対象になったこともあるのではないだろうか?
もちろん前代未聞のことだろう。スポーツ仲裁裁判所や所属団体へ抗議、意見書の提出は珍しくないが、審判個人への訴訟(ご存知と思うが審判は資格を持った民間人の方が務める事がほとんどで、仕事は他にある場合が大多数)はごく稀だ。
シャンソン側は明日28日に会見を開く模様。まずはそこでどのような話が出てくるかを見なければだが、報道の内容を一通り見る限り決断の理由は大きく2つだろう。
①判定に対する主審の具体的な説明が無かったこと。
②その後のシャンソン側の行動に対してのリーグ側(WJBL)の対応
現在Wリーグにビデオ判定は導入されていないし、私は当日の試合を観ていないので何とも言えない。また私の故郷の一部スポーツ紙には終了前にファウルがあったことを報じる証拠写真(?)なるものが載っているそうだが、バスケの場合はファウルは起きた時間ではなく審判の笛が鳴った時点となるため、報道にもあるようにこの「0.6秒」の間に笛が鳴ったか否かがポイントになる。
大まかに言えば、今回は二転したその判断に対する説明、対応が発端だ。
ここからはあくまで私的な考えだが、今回はこのまま裁判が進められる可能性は低いと思う。謝罪広告掲載と損害賠償を求めた訴訟内容が目立ってはいるが、シャンソン側にも企業の立場を含めてリスクは大きい。それに本当の目的では無いように思う。早速リーグ側はビデオ判定導入の検討を始めたようだが(本来なら意見書の時点でこうした動きを取ればここまでならなかっただろうし、男性審判の方を守ることも出来たと思うので悔やまれるが)、さらにシャンソン側への説明等行動を続けることで訴えの取り下げなど状況は改善されると考えている。裁判したって誰も徳はしないし、みんなが理解していることだと思うのだが。
今回の件はバスケに関わらず、日本のスポーツを変えるキッカケになればと思う。審判の育成により力を入れるとともに、絶対的な立場上かなりの責任を負うレフェリー達の信頼、信用を上げ、保護する仕組みも必要だろう。人間である以上ミスはある。ただ不可能な事でも、それを0にする努力はしなければならない。
やり過ぎだという意見も多いし、自分も同調する部分は大きい。シャンソンの行動が正しいとは当然、今は言えない。だがこれがあって良かったと思えるような結末であって欲しい。
そう強く願い、今後を見守る。