「カフーを待ち侘びて」という本を読んだ時、初めて本から音が聞こえた。
海の音、波の音、風の音、一文字一文字が優しくて息をするのが楽になった。
初めて読んだのは中学生くらいの時だったかな。
本の表紙の写真が綺麗で一目惚れだったんだ。
本を読んでて、自分も「カフー!」って読んでみたくなった。
今私は大学四年生になって、生きるのが苦しくなってる。
死ぬっていう事はしたくなくて、だから生きたい。
まずは自分の好きな”言葉”を紡ごうと思った。
言葉で傷つくこともあるけどね。それ以上に救われた事もあるんだ。
あまりにも短い1シーン。けどふと歩いてて頭の中に出てきた描写を紡いでみようと思う。
「とは」
女の子が一人横たわって携帯を持ってる
突然落とされる。
心地よい世界から、無法地帯に放り投げられる。初めは怖くて泣いて泣いて、目を瞑ってた
不意に優しい風が肌に触れて目を開ける
新しい世界がそこには待ってた
危険信号が頭の中に流れる
でもそんな言葉が放り込まれても心は羽躍るばかり