いつも読んで頂き、ありがとうございます照れ


長文なので、お時間ありましたらお付き合いくださいませ

m(_ _)m



中学生の時に学校の検尿にひっかかり、

慢性腎炎と診断されてから、今年でちょうど40年が経ちました。



なんのキャリアもないけど、病歴だけは長い~💦



14歳で

膜性増殖性腎炎と診断されて、



なんで私だけがこんな病気に...


と長らく悶々としていました。



10代では、たびたび入院して、

腎生検やステロイドの強い点滴をするのが、嫌で嫌で。。


思春期もあり、当時の小児科の主治医の先生にも不貞腐れた態度をとっていました。ちょっと不満ハッハッ



まだ中学生で、将来がある私を思い、

主治医の先生は積極的に治療してくれたのにひどい患者でした。




治療の効果はなかなかでなくて、このままだと、10年で透析の可能性と言われましたが、



その頃、ちょうど、ネフローゼ症候群のシクロスポリンの治験が始まり、参加することになりました。

副作用が大変で、先生方も試行錯誤で、3ヶ月入院したりしました。



シクロスポリンは、

ネフローゼには効果がありましたが、

すぐに病勢は変わりませんでした。




そんな中でも、いつも

「腎臓病は安静にしていても治らない、

できることはチャレンジした方がいい」と先生に励ましてもらい、



高校の吹奏楽の部活も、

国内外の旅行も、バイトも、

持病がある割にはいろいろ経験できました



その先生には10年もお世話になったのに、ちゃんと感謝できないまま、さっさと小児科を卒業して転院してしまいました。

いつしか20代になり、小児科の居心地が悪くなったのです。



あの頃は若くて

自分のことで精一杯で、

正直、先生に感謝の気持ちを持つ余裕がありませんでした。




歳を重ねて、

ずっと、このことが気になっていました。




今年で発病して40年の節目で、

あるブロガーさんの記事に勇気をもらい、

その主治医の先生に手紙を出そうと決めました。



最後に診ていただいのが、30年前。


私のことなど覚えていないだろうし、

突然のお便りを出していいものか、散々迷いましたが、

当時のお礼と今元気でいる旨を書きました。




投函して、1ヶ月後...



先生から返事がきたのです。

驚きました。



とても懐かしい手紙をありがとう、

私や治療のことはよく覚えています、

と書いてありました。



そして、小児科から転院した後、

どういう治療をしているのか、

透析にはなってないかと、

ずっと心配していました、

と書いてありました。



何度も読み返し、

どこかで報告すればよかったと、

申し訳なくて、涙が出ました。




そして、最後には


何かあったら、いつでも連絡してください、とあり、


有り難くて、涙が溢れました。





腎臓病は経過の長い病気です。

どのような先生に診て頂くかは、本当に大事だと思っています。


これまで4人の主治医に診てもらいましたが、先生には恵まれました。




そして、

若い時は自分だけが辛い、苦しい、と思い込んでいましたが、



多くの人に助けてもらい今があるのだと、改めて思えました。




発病して40年、

もう腎臓病とは一生の付き合いとなります。



先生の手紙に


データを見て、いちいち落ち込まずに、普通の生活を送って下さい


とありました。



データに一喜一憂はしてしまうけど(笑)、なるべく病気にとらわれないように、普通の生活を心がけます。






自分の気持ちを書かせてもらい、

長文をお読み頂いて、

本当にありがとうございますm(_ _)m