先日は主治医とのお別れに、共感やお励ましのお言葉を頂き、とてもとても癒されました。
ブログに自分の気持ちを綴り、皆さんとコメントのやり取りをしているうちに、不思議と心の整理ができました。
読んで頂いた皆様、コメント下さった皆様、どうもありがとうございました。
今回のお別れで、過去のいろんなことを思い出しました。
しつこいですが、もう少しだけ、先生の話をさせて下さいね。
主治医の先生は、年上の女医さんで、18年も腎臓を診て頂きました。
3ヶ月に1度の通院では、
診察室に入ると、いつも笑顔で
「お変わりないですか~」と迎えて頂いて、
診察終わりには
「お待たせしてすみませんでした、お大事に。」と、また笑顔で送り出して下さいました。
診察はやはり緊張しますので、
笑顔で迎えて頂いたことは
有難かったです。
気さくで朗らかな先生で、
お話好きなので、
腎臓以外の体の話もしたり、
患者さんが少ない日には、世間話などもしました。
2年前に、大腸検査の潜血でひっかかった時は、
「それは体からのお知らせなので、ぜひ内視鏡をやって下さいね。私もやってますよ!
私は内視鏡は苦手だから、完全に眠った状態で友達の医師にやってもらいます~」と、人生初の内視鏡にビビっていた私を励まして頂きました。
医師でも大腸内視鏡は嫌なのか~と親近感が増したのも覚えています。
また、乳がんの手術から数ヶ月経った頃、いつもの腎内科の診察で、
「乳腺外科の診察で、再発や転移の検査結果を聞くのが、いつもドキドキしちゃうんです」と言ったら、
いつも明るい先生が、
暗めに、、
ポツリと、、
「私も、○○さん(私)の乳がんの検査結果を聞くのは、とても怖いです…」と仰いました。
ご自身の気持ちを語ることなど、まずないし、いつも平然とされてたので、これはちょっと意外でした。
乳がんが再発や転移をすると、腎臓内科医として、治療が難しくなるのが怖いというのもあるのだろうけど、
人として、がんの検査結果を聞くのは普通に怖い..という風にも見えました。
医師は、普通の人よりは、ずっと病気には慣れているし、たいていの病状は冷静に受け止めてくれるという思い込みもありましたが、
医師だって1人の人間なのだ...
当たり前のことに気づきました。
ご家庭もあれば、子供もいるし、もしかしたら介護もある。
体調が悪い時も、激務で心に余裕もない時もある。
悲しくなったり、怖くなるような症例もあると思う。
もちろん、たいていの先生は仕事だからいつも平常心を保って診察はしてくれる。
だけど、
冷静な顔をしていても、色々なことを背負っている1人の人間なんだと思ってから、診察の不満やモヤモヤが減ったように思います。
まあ、こちらの具合が悪い時はそんな余裕は全然ないんだけど。。
次の主治医は18年ぶりの男性医師、
(偶然なのですが、乳腺外科も、歯科も、眼科も女医さんだし。。)
そして、初めての年下の主治医。
どんな先生か緊張します
取り敢えずは、話しやすいといいな。
信頼関係を築けますように。
さて、寒暖差もありますが、
私の住む地域ではやっと春がやってきました
幸せになるピンク色