今日、面白い議題があった。

大きく分ければ2点、一つはやくざは悪か?
である。

みんなは悪だという。
僕はこの時、悪ではないと答えた。

理由はこうである。
一個人のやくざが行った何かの行為に対して
悪に属する行動があったとして「やくざ」
という存在が悪だと認定することは出来ない。

そもそも、存在が悪などというモノが
あるとは思わないという事であるが。

もう一点は、万引きは悪かどうかである。

もちろんみんなの意見は悪である。

僕は悪ではないと答えた。

以前書いた様に、僕は悪とは社会にとって
不利益な行動に認定されるモノだと思っている。

であれば社会によって変わるものである。

盗みという行動がどのような定義のモノかは
漠然としか把握していないが、自分の物でない
なにかを奪う行為だとおもう。

で、あれば

リバタリアンが主張するように税金は強制的な
没収、つまり窃盗と何ら変わらないのだとすれば
税金も悪だと認定せざるを得なくなる。

ある者はこういうかもしれない。
国家は国民にインフラや福祉という形で還元
しているので、一方的なモノでは無いと。

だが、年収が一億の者は5000万のインフラと
福祉を受け取っているだろうか?

この問題はそれ自体の問題の解決はして
いないが、民主主義の精神に則り大勢の
賛同をもって再分配に軍配が上がっている。

しかし、そのことで税金の接収と再分配は
正しい事であると決まったわけでもない。


まーなんであれ、以前にも記載したように
僕はあらゆる意見には反対側にも同じだけの
質と重さの正義が存在すると信じている。

社会通念として悪だと教えられたことを
真に受けて単純に悪だと信じるのは危険な
思い込みというモノである。

なんでも考えろとまでは言わないが
一度くらいは逆から見る癖をつけるべき
だろうと僕は思う