いつものようにギリギリになり、駅までへ疾走していると、
通りすがりの飼い犬が、
噛み付かんばかりの勢いで、
私に飛び付こうとした。

「おまえ、どうした?!」

びっくりおっかない感じでなだめたのは、飼い主の女性だが、
それどころじゃなかった私は

「それくらいで、どうした!」

と、間に合った今ならだからこそ、
言える言葉を胸に秘めている。


私の走りが、犬のなにかを刺激したのかなぁ。
走るフォ-ムには自信があるが、怒りを誘うファクタ-は持ち合わせてないのだけどな。

世の中、ふっしぎっ!