Like MOZART！

時々、
「あっきーの歌で泣きたい」
という衝動に駆られる。

あっきーとは、
今、ミュージカル界のモーツアルト！
と、呼ばれている
…かもしれないよ、
中川晃教くん。
同い年。

同年代に不思議と通じるものを感じるわけではない。

平凡な日常に飽き飽きしているわけでもないし、
刺激が欲しいわけでもなく、
ついでに、

彼自身が特別好き、

と言うわけでもない。

ただ、
なんとなく
声が聞きたくなって。

聞いたら聞いたで、

大した理由もなく、
意味も見出せないまま、

只々、
涙が溢れてくる。

CDじゃダメなんです。
舞台で生まれる、生の感情を、じかに聴いたときにね。
演技なんだろうけれど、
彼が計算した以上の、
舞台に立ったときにだけ出てくる、
その時感じたままに生まれた何かが、
ストーリーとは少し離れたところで、
いつも私の心を

激しく揺さぶる。

多分、この「無条件の感動」が気持ち良くて、
私は彼の歌を、
聴きたくなるのだろう。

と、思うわけです。