桜のつぼみも膨らみ始めた3月に、感涙の卒業式…なんて、一度しか経験のない私です。

24日は神戸ポートアイランドにある記念体育館にて卒業式。徒歩圏内のホテルに前日入りしたまではいいけれど、当日にこれほどハードスケジュールになるなんて、思うはずもなかった22階ダブルベッドの部屋に酔った、シングル一人身の女ハヤシ。
事細かにタイムスケジュールを書いたところでどうしようもないだろうけれど、書いておきます。来年2度目の卒業式のために。

前日夜1時半就寝、5時間の睡眠後、6時半に起床を前提に。
06:50 ホテル内の着付け場所にて、ヘアー&袴着付け
08:00 セット完了。部屋に戻る。
08:10 メイク完了。昨晩散らかした部屋の片付けを始める。
09:00 翌日必着のエントリーシートを書き始める。このとき、まだ真っ白だった履歴書。
10:00 エントリーシート完成。と思いきや、印鑑と封筒・のり・ホッチキスが必要だと気付く。
10:10 ホテルチェックアウト。コンシェルジュに印鑑以外のものを用意してもらう。そして印鑑の販売場所を調べてもらう。
10:15 近くのスーパーに走り、印鑑購入。切手を求め郵便局の場所を聞いたが、余りに遠いのでコンビニへ走る。
10:20 コンビ二で切手を購入。定形外郵便のため、速達代を含めた切手代がわからずかなり戸惑う。一般常識のなさに失望するも、とりあえず500円分購入して提出。
10:25 実はこのとき、卒業式開会5分前。会場まで5分以上は確実にかかるとわかったのは、袴姿の私だから。失望が、諦めに変わり始めた。
10:35 会場到着。遅刻組みが結構多いらしく、入り口は着物とスーツであふれ返っている。よくみれば、父兄だった。
12:10 卒業式閉式。外では人がごみに見えるほどの混雑。謝恩会会場へ移動するためにバスへ乗り込む。座って気付いたが、袴が崩れていた。行きに走った際、ブーツに引っ掛けたのがまずかったみたいだ。友達に直してもらう。
13:00 待つのは嫌いだが、バスは今頃発車した。聞けば、14:00始まりだと。16:00に袴をホテルに返しにいかねばならぬのに。不安がよぎる。
13:20 ハーバーランドのホテルに到着。島から島への移動は、結構時間がかかることに注意。
13:50 やっと会場に入る。案の定、うちのゼミの教官は遅刻。薄い髪の毛が、見るも無残に乱れてますよ先生!
14:00 進行予定発表&開式。卒業証書授与、優秀者表彰、学長の話云々。かなり長くなりそうな予感。
14:40 謝恩会開式。学長が「まず君たちに知っておいてほしいのは、人的ネットワークを大切に…」。まず、って。ますます話が長そうだ。
14:55 立食形式なので、40分立ちっぱなしな学生たち。今度は、同窓会長が話し始める。「東に如水会があれば、西に凌霜会ありと言われており…」同窓会入会の宣伝に必死な会長。結構饒舌なので、なかなか終わらない。
15:10 お食事タイム。私に時間がないため、ゼミ仲間を写真を撮る、撮る、撮る。おいしそうな匂いになんて負けないぞ!
15:15 三宮行きのバスが出発する時間が迫る。1万円も会費を出しただけにかなり悔しいが、これも定めだと会場を去る。
15:25 バス出発。外は、雨か。
15:35 三宮到着。色とりどりの傘を尻目に、ポートライナーに乗るべく、袴で走る私。「これ、持って行きや!」通りすがりのオバサマが傘を貸してくれた。少し、涙。
15:45 電車に乗り込む。とそこへ、レンタル衣装の会社から電話。早く戻れって。戻ってるわい!
15:55 ホテル到着。やっとこさ袴を返し、三宮へ向かう。
17:00 ホテルチェックイン。朝から初めて食べ物を口にできた時間だった。
17:30 ゼミ仲間から電話。「飲み会、17:30始まりに変更になったよ」と。メールチェックしてなかったよ。
18:00 居酒屋到着。みんな、出来上がってる。ゼミの先生の横に席が用意されており、ちょい気まずい。
20:00 解散。一眠りすべく、ホテルへ戻る。徒歩15分の道のり。
21:30 いつ眠りに誘われたのか、あっという間にこんな時間。化粧をしなおし、再び出かける。カラオケオールだそうで、ちと意識が飛ぶ。
22:00 カラオケ開始。特に歌う曲もなく、ただ乾く目にいらだつ。めがね持ってくれば良かったよ。
(日付変わって)
03:00 「ちょっと、寝る」疲れもピークに達したみたい。
04:00 あぁ、寝てた。「帰る」と誰かが言ったので「私も!」と帰宅用意。ごめんね、寝てないから。
04:10 きれいなお姉さんが帰る時間に、きれいな振りして私も帰る。ヘアーメイクしてもらった髪がそれっぽかったのか、黒コートのお兄さんが「お疲れ様」というような目をしてくれた。気のせいか?多分ね。
05:00 就寝。チェックアウトは何時だろう?
09:30 ガバッと起きる。急いで用意し、急いで出る。朝日がちとまぶし。
10:30 所用を済まし、新幹線に乗り込む。動くとすぐに、夢の中へ。
13:30 福岡へ到着。疲労困憊の私は「帰る」とつぶやきながら自宅に連絡。「いま、青葉台」と告げた家の人々は「梅の花」で食事してやがった。それでも「帰る、かえる。帰る」と言って電話を切る。その言葉しか出なかった。
14:30 何とか家にかえり、即寝。はぁ~疲れた。

ざっと書いて見たけれど、あれだね。単に遊びすぎ。もう少し話をしたい人もいたのに、なんか残念だ。しかしながら私のゼミは10人中4人が留年なので、来年どうにかしようと思う。ゼミ仲間の君たち、今年もよろしくね!女は私1人だけどさ。あぁ、寂しい!