このブログを更新するときは、どこか自分ではどうにもできない鬱っぽさがあるときなのかもしれない。

 

現在、膨大な電子の世界の中にブログというものは存在していて、そして消えていく。

 

バカッターやバイトテロなんかの、当事者にとって消えて欲しいものばかり残って、消えて欲しくないものばかり消えていく。

 

このブログは誰かの元へ届くだろうか。

届かなくても、それは仕方が無い。それはそれだ。

 

つい、10分前まで、えぐれそうな程苦しくなった心臓を、六畳一間の部屋ではどうにもできず、夜にむかって駆け出した。

昨日来ていたスーパームーンとやらが、わが物顔で私を見降ろしていた。

それはそれは、でかい顔で。

 

私は自分に自信がなくなったのだ。何もかも。

初対面の人に会う勇気も、亡くなったのだ。

 

女は醜ければ何もできない呪いが、私の事をまだむしばんでいる。

過去が私におそいかかって苦しめている。

 

それを自分ではどうしようもできなくて、公園で泣きながらブランコを漕いでみた。

爆音の音楽は世界の静けさから隔離して、私を一人にしてくれた。

叫びたかったが、深夜だったから過呼吸のように泣いた。泣いて泣いて泣いて泣いた。

 

どうやっても過去は消えない。

どうやっても今は一瞬にして変わらない。

シンデレラの魔法使いも、ランプの魔人もこの世には存在しない。

 

その苦しみに、どうしても死にたくなっている人間はどれほどいるのだろうか。

きっと私だけじゃないと信じている。