かっふんのブログ

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あいつを恨んでいる
どうしようもなく
あいつを恨んでいる
正気が保てないほど
憎くて、憎くて、憎くて


憎しみの渦中に居る私に
声を掛ける誰かがいる
「そんなに人を憎んではいけないよ」
確かに聞こえる
憎しみを抱える自分を諭す声だ
先生の顔をした誰かに
私はそのまま
生徒指導室へ連れて行かれた


私はこうして
板挟みに合うのだ
感情と理性の壁の間に
圧迫が強すぎて
逃げ場はない
そこで叫ぶ勇気が
私にあったなら


責めてはいけないという
その責めによって
私は二次災害を被る
恨みたいのに恨めないなんて
私には、認められないのです
どうしても、認められないのです


もう、お人好しの私じゃ居られない
社会の型はこれ以上引き受けられない
だから言ったんです、あの先生に
憎しみが求めているのは
抑圧じゃない、共感だ

憎しみに不憫な思いをさせるな
私は狂気の憎しみを認める
私の正義は譲れない
誰が相手でも譲れない


その後、先生に強く言ってしまって
バツの悪さを感じていた
でも、当の先生は意外にも
爽やかな顔をしていたものだから
妙な手応えを感じてニヤついたのでした