ブラピが出演してるということで借りてきただけなんだけど。
トロイの木馬はよく聞くけど、話自体はよく知りませんでした。
↓↓↓あらすじ(wikiより)
美しく無謀なトロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)は、愛するあまり他国の王妃を奪い花嫁にする。彼女を取り戻すため差し向けられたのはギリシャの大軍と無敵の戦士アキレス(ブラッド・ピット)。そして、史上最大の戦いの幕が開く……。
フム((¯ω¯*))フム
しかし、この王子パリス、奥方を取り戻しにきた王とタイマンするが、あえなくこてんぱんにされてしまうが、パリスのおにいちゃんが王をうちまかしてしまうんだけどね。
ヘタレか!
って思った。
で、勇者アキレスを演じるブラッド・ピット、まずどこに目がいくって、
その
肉体美✨️
「インタビューウィズヴァンパイア」のときよりふたまわりくらいでかくなってる。
きっと鍛えたんだろうなあ。
まるで、「北斗の拳」
ストーリーは、神話の時代の話を映画にアレンジしたものですが、原作の神話をみてみると、
このトロイの戦争は、なんと全能の神ゼウスが増えすぎた人口を減らすために仕掛けたという。
ゼウスといえば、めっちゃ女好きな神様で、奥方のヘラは美しいが嫉妬深い。そりゃそうや。
人口減らすために戦争を思いつく全能の神ってどうなん(笑)
で、原因は、トロイの王子パリスが、ギリシャの王妃ヘレンに一目惚れして連れ去ってしまうのが原因。
うーん、女が原因か。
女が原因で国が滅んだのは、中国の秦が有名だけど(秦の始皇帝は楊貴妃に入れ込んでしまって国を滅ぼした)、ギリシャ神話にもそんな話があったのか。
ギリシャの民は、なんでまた色欲な神を信仰したのだろう。
あ、キリスト誕生のずっと前のお話ね。
さておき、
映像としては、そのスケールの大きさよ。
戦闘シーンでは、何万の兵士がでてくる。
近頃の大河ドラマにはありえない光景。
さすが映画。
槍や盾や剣をもって戦うのは日本も同じなんやなーと関ヶ原見る感覚で見てしまった。
クライマックスで、有名なトロイの木馬がでてきますが、そのあとの展開はスピード早くて、トロイに侵入してからはあっという間に陥落、ヘレンとパリスのお兄ちゃんの奥方や女子供が逃げる時に、パリスとアキレスの戦いになるのですが、パリスは剣では太刀打ちできないと思ったのか、弓矢で攻める。
その一投がアキレスの足首に命中し、そのあと体に数本の矢を受けて絶命するのです。
ここで、豆知識。
足首の後ろを「アキレス腱」といいますが、ここから来ているそうです。
ギリシャ神話では、アキレスは生まれた時に母テティスは、冥府の川にアキレスを浸け、不死の体にしたそうですが、その時足首を持っていたので、足首が弱点になってしまったらしい。
なにやってんのん!お母ちゃん!
このくだり、「耳なし芳一」で、悪霊から守るために体中にお経を書いたけど耳だけ書き忘れたって話に似てる。
神も人も抜ける時は抜けるものなのだな。
この映画、ギリシャ神話を知った上で見ると、より深く見られると思います。
映画は神はでてこないですが。
おもしろい映画だった。