カンパニー(会社)とは、その語源はラテン語の「仲間」を意味する言葉です。
会社の公式名称は「コーポレーション」で、これはラテン語のコープスからきています。
この場合は「身体」という意味です。つまり共同でビジネスを営む人々の身体ということになります。
法の目で見ると、会社は、違法行為があれば、処罰することができます。罰としては、普通は罰金を課すことになっております。
企業のオーナー(株主)が会社制を採用する主な理由がこれです。手違いがあって訴えられたときに、会社がその責任を取り、オーナー(株主)自身は責めを負わずに済むからです。
会社そのものは、その役員や経営幹部と同じように、訴訟の対象にされます。
ところが、オーナーである株主は保護されているのです。訴えられることはありません。
イギリスでは会社名の後に「リミテッド」(LTD)を付け加えます。
オーナー(株主)の責任が限られている、という意味であり、それはアメリカの会社も同じです。
これは資本主義制度にとって大きな防御策になっています。
もし会社が過ちを犯した時に、株主も訴えの対象にされるとしたら、株を買う人、つまり投資家がいなくなるからです。
便器がすぐに黄ばんで訴えられるとか、パンツに穴があいていたので訴えられるとか責任を取らされるのは真っ平御免だ!ということです。
責任が限定されていない限り、株を買う人がいないのです。(#⌒∇⌒#)ゞ
参考資料「ピーターリンチのすばらしき株式投資」