なかなか、パソコンを開くところまで行かず、疲れたり元気がなかったり、情緒不安定だったり、用事盛りだくさんだったり、とした先週。

まずは４月５日から、TS-1を飲み始め、だんだんとしんどくなり始め、４月９日にいつもの病院から、セカンドオピニオン＆紹介状をもらい４月１０日（剛くんのお誕生日）に、TS-1の関係で身体もだるくて、車に乗せてもらって、奈良県を出て、隣の県を通過してさらに隣の県へ…。

前もって、データを渡し、待つこと４５分で呼ばれる。

診察。

今までの病気の経緯を１１年前からさかのぼって説明。

CT画像を見るドクター。

Dｒ：「リンパの形や黒っぽい色、典型的な転移の時のリンパのうつり方ですね」

と。

Dｒ：「あと顎の下のリンパの感じも、ここも転移している可能性ありますね。」

学：「はい。そうなんですか。」（シューンとなる私）

口の中見せて、堅い部分を触ってもらう。

Dr：「これは術後の瘢痕。ケロイドの可能性がありますね。引きつって痛いよね～。」

学：「はい。痛いです。じゃあ、悪いものではないんですかね？触ってみたら硬いからあまり良くないと言われたのですが…」

Dr:「引きつってるのは、けがが治ってボコっとなるのと同じですよ。」

というふうに言われました。

で、ここからがトントンと話が展開されていきます。うだうだ会話を書いてもなんなんで…。

要約すると…。

●頸部リンパ節の切除はまずしないといけない。

●リンパ節の切除だけでは、今後心配な点がある。その理由として１１年前に一度、手術して、昨年手術して、両方悪性だったという点と、リンパを取ったとしても、舌にガン細胞が残っていないとは言い切れないし、残っていなかったとしても、また再度何らかの形で出てこないとも言い切れない。

●左側のリンパを切除すると同時に、左側の半分の舌を根っこから取ってしまう再手術が望ましい。

●左側の舌を取った後、左手の手首の皮膚と血管を取ってきて、身体の筋肉を取ってきて、移植するのが望ましい。

●本病院であれば、形成外科の人にも入ってもらって、手術を行う。また手術後には放射能の治療を行うかもしれない。

●しゃべりについては舌っ足らずにはなりますが、喋るための専門のトレーニングを行っているから、努力することによって舌っ足らずながらも喋れるようにはなる。

●切除した部分（舌）に悪性細胞が見つからない場合だってあるけど、そのあとに後悔しないようにみたいな話。だから、移植するかを考えること。

●そして、ここ重要

リンパ節のみ切除した場合、数年後に左側に再発をしたとしても、切除術のみで移植は不可能です。

これが、移植をするならラストチャンスです。

↑

このラストチャンスの言葉、かなり頭に「こだま」しました。

ラストチャンス…ラストチャンス…ラストチャンス…これが最後のチャンスなのか…。はぁ～。

もう、落ち込んでいると置いて行かれそうな勢いです。

ちなみにこの受診日の前の日にも同じような手術を行ったという話でした。

再手術がリンパだけでなく、舌にも及ぶことや左側半分を取り切ること、移植するということ。

なれた感じでどんどん話が進み、うちでするならこういった手術になるでしょうという話。

私の年齢からして、まだ人生５０年あるとしたら、ここはきちんと手術して根治的治療をしたほうが良いと…言われました。

私の８月と１０月の手術はなんだったのか…。と落ち込む。

だって、手術をやり直すって言われたからね。

やり直すって表現が悲しかったな～。

再手術って言われたら、さほど思わなかったのかもしれないけど…。いや、同じですよね。

はぁ、県によって医療技術は全く違うのですね。

で、うちのお母さんが根治術という言葉に反応して「よろしくお願いします。」っていったもので、じゃあ、入院前の検査やMRI、PET検査、リンパの細胞検査をしましょうって、これまた話の展開が早すぎる。

首のリンパ液をその場で採取(注射器で吸い取る）してもらい、入院前検査(採血、心電図、胸部レントゲン、肺活量、尿検査）をしてもらいました。

で、PET検査は１１日、MRIは翌週と決まりました。

次回受診時には、リンパの結果と術式の方向性、入院日等の予測が立ちそうです。

ブロ友さんの日記から、移植のことは知っていたけど、左手もたれてここをこうしてこうなってみたいなことをリアルに聞くと、ひょえ～ってなりました。

でも、そう言いながらも実は心の準備は前日にありました。

というのも、前の日にいつもの病院で、もしかしたらこんなふうに手術することもあり得るみたいなことも聞いていたから…。

で、気になっていたTS-1を今後飲むのかどうかってきいてみたら、あっさりと…。

Dr:「リンパに出てきているから、TS-1は効いていなかったんだと思うから、今日からストップして手術にむけて体調を整えてください。」

切なすぎる回答。

私の３クールと５日間、苦しんだアレルギー症状、吐き気、食欲不振、もろもろ…。

走馬燈のように「チャラリ～鼻から牛乳～」って嘉門達夫の音楽が流れてきそうなショックです。

もう、ガーンって通り越して、なんかああそうですかって府抜けた感じです。

とはいいつつも、TS-1にも相性があるのかも…。

私、ほんまに体中に蕁麻疹や出血斑出たときに、毛細血管のある眼にきたらやばいやんと思ったのは、正解だったと思ったもん。きっと、私にはTS-1は効いていなかったんだと思います。

で、衝撃を受けながら、奈良へ…。

かなり遅めのお昼ご飯を吐きそうになりながらも食べてから…

平城宮跡に行ってみると、ママさんと子どもたちが桜の木の下でお花見。

ほのぼのしてる～。

羨ましいぜ…。

桜の木の根っこの写真が撮れなかったのは、下でお花見が繰り広げられていたからです。

ちょこっと、頭うつってます。すいません。

で、少し桜に癒されながら、本屋へ剛くん関連の本をもらいに行き、帰りしなにガードレールで車をすってしまいました。

ただ今、車の修理中。

色んなショックとTS-1の副作用で調子悪かったのに、桜を見てから母と運転交代してしまった私。

まぁ、もうしんどかったりしたし、保険つかって修理してます。

で、翌日の翌日膀胱炎の予後を確認するために、泌尿器科へ受診するのですが…。

続く。

長らくお待たせしました。のか？