私は仕事柄、夫婦関係・親子関係の記事を
よく読みます。
それに対するコメントも読みます。
パートナーや子どもへのコメントで
多く見るのが、
「なんで手伝ってくれないの?」
「なんで片付けないの?」
「ゴミ出してきて」と言っても出してくれない
「休みになるとゴロゴロしてばっかり」
「どうして、できないの?」
「いつもゲームばかりして、宿題しないの?」
など。
良く聞く言葉です。
この言葉を言うと、
ほとんどがこの後に
愚痴や否定的な言葉が続き、
相手も嫌な気持ちになり、
言った本人も「あんな言い方しなければ…」と
後味が悪くなるパターンが多いのです。
それは、この言葉すべてに主語が
「あなたは」がつくのです。
あなたは、なんで手伝ってくれないの?
あなたは、なんで片付けないの?
あなたは、ゴミを出してくれないの?
あなたは、休みになるとゴロゴロしてばっかり
あなたは、どうしてできないの?
あなたは、いつもゲームばかりで
なぜ宿題をしないの?
書いていて辛くなってきました…
全部相手を責めている言葉なのです。
これは、「ユーメッセージ」と
言われるものです。
この「ユーメッセージ」は
自分の本当の気持ちを伝えられないばかりではなく、相手が行動を起こさないようにしている言葉なのです。
あなたの本当の気持ちは、
(私は)今大変なので手伝ってくれると
助かります
(私は)今から掃除をしたい。
散らかっていると掃除ができないので、
片付けてくれると助かります
(私は)この後◯◯をしたいので、
ゴミ出しを手伝ってくれると助かります
(私は分かっています)◯◯さんは
疲れているよね。休みたいよね。
ただ少しだけ手伝ってくれると嬉しいです
(私は)◯◯くんなら、こういうふうにしたら
出来ると思うんどけど、どうかな?
(私は)◯◯くん、ゲームしたい気持ち分かるよ!したいよね!でも宿題しないと困るよね?
何時からしようと思ってる?
ではないでしょうか?
主語を「私」にすることで、
相手を責めず、
私の気持ちを伝えることができます。
これを「アイメッセージ」
と言います。
これから少し「アイメッセージ」を
意識してみませんか?
これは家庭内だけではなく、
職場でも使えるものです。
中々話しを聞いてくれない、上司や部下。
自分の気持ちを伝え、
上手に相手を行動に起こしてもらう
魔法のメッセージです✨
個性心理學では、
更に
個性別に伝え方を知る
ことができます。
個性が違うから、
同じ言葉を言っても
伝わる、伝わらないがあります。
それを知ることで、
ストレスフリーに😊
頭でなんとなく分かっているけど、
実際にはどうしたらいい?
が分かります。