みんなちがってみんないい


参観日

学校の教室で道徳の時間

みんな声をそろえて


それからしばらくして

息子は学校に行かなくなった


息子に言う

そのままでいいよ、って

みんなと一緒じゃなくていい、って


でも

言われちゃうんだって


それ知らないならいいわ

それできないなら遊べない


わたしも言われたよ


だから頑張って

みんなと同じことが好きなふりをした

頑張って仲間に入れてもらおうとした

全然楽しくなかった

自分の居場所がないって思った


わたしを助けてくれたのは

好きなことをすること

空想すること

本を読むこと


1人でも大丈夫だったよ


空想や本の世界の中に

友だちはたくさんいたし

空や風や木や

葉っぱや花や草やアリ

みんな仲間だった


みんなちがってみんないい


わたしはそれを信じている


仲間に入れなくても

1人になっても

わたしはわたしのままでいたい


息子に言う


大丈夫

頑張らないで


それに

みんなとちがう方が

絶対に面白いよ


今はわたし少しだけど

大事な友だちがいるし

あなたもいる