ソロモン諸島沖でM8.0=津波発生、周辺国に警報―複数の集落が壊滅・南太平洋
時事通信 2月6日(水)11時13分配信
【シドニー時事】米地質調査所(USGS)によると、南太平洋の国、ソロモン諸島沖で6日午後0時12分(日本時間同日午前10時12分)、マグニチュード(M)8.0の地震が発生した。米太平洋津波警報センターは、ソロモン諸島、バヌアツ、ナウル、パプアニューギニア、ツバル、フィジー、キリバスなど周辺諸国に津波警報を出した。
ソロモンのサンタクルーズ諸島ネンドー島ラタでは0時29分に91センチの津波を観測した。また、AFP通信によると、ソロモンの病院関係者は、地震により複数の集落が壊滅したと述べた。
USGSによれば、震源はソロモン諸島マキラ島キラキラの東方沖347キロで、震源の深さは5.8キロ。太平洋津波警報センターは震源の深さを33キロとしている。センターは、震源近くの沿岸部では大規模な津波となる可能性があるほか、遠く離れた沿岸にも脅威となる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。