王様の耳は…
花も木も枯れた。
太陽は雲が隠し、灰色の空。
一日中、雷が空を走り回ってる。
地も水も干からびた。
生き物は…?
人々は…?
世界が滅びる。
太陽は雲が隠し、灰色の空。
一日中、雷が空を走り回ってる。
地も水も干からびた。
生き物は…?
人々は…?
世界が滅びる。
終焉。
僕が自覚したのはいつだったか…?
カーテン越し。
大きな窓。
暖炉の爆ぜる音。
城からは何も見えない。
お父様が倒れてからだったと思う。
幸せな記憶は遠く。
あの頃は…。
お父様
僕によくお母様の昔話をして下さいましたね。
お父様は「お母様がね…」
お母様は目許を赤らめ、「まあ…」と言いながら恥ずかしそうにお父様をご覧になる。
そのお父様は数年前から昏々と眠ったように、ベッドに伏せて居られる。
僕は知ってる。
このまま、お父様が目を覚ます事はない。
病に倒れたお父様を憂い、お母様は…
僕が自覚したのはいつだったか…?
カーテン越し。
大きな窓。
暖炉の爆ぜる音。
城からは何も見えない。
お父様が倒れてからだったと思う。
幸せな記憶は遠く。
あの頃は…。
お父様
僕によくお母様の昔話をして下さいましたね。
お父様は「お母様がね…」
お母様は目許を赤らめ、「まあ…」と言いながら恥ずかしそうにお父様をご覧になる。
そのお父様は数年前から昏々と眠ったように、ベッドに伏せて居られる。
僕は知ってる。
このまま、お父様が目を覚ます事はない。
病に倒れたお父様を憂い、お母様は…
お母様が何かをしたからだ。
あの頃と変わらないお父様。
お母様の笑顔が見られるならば、僕はそれで構わない。
何をしたかなんて、敢えて問わない。
…妹が。
僕には妹が居たはずだ。
どこに…?
りれろ?
名前?
物思いに耽ってた僕にお母様は口を開く…
っていう夢。
あの頃と変わらないお父様。
お母様の笑顔が見られるならば、僕はそれで構わない。
何をしたかなんて、敢えて問わない。
…妹が。
僕には妹が居たはずだ。
どこに…?
りれろ?
名前?
物思いに耽ってた僕にお母様は口を開く…
っていう夢。
2015.10.25 124
王様の耳は…その251
久々の更新。
楽しい話題はなし。
高校生の時から大好きなバンドのベーシストの方が4月に亡くなりまして。
一昨日は、ライブ。
昨日は、お見送り会。
…どんだけビールを飲んでも酔わない。
びっくりするくらい。
確実に、私は酒臭いのに。
夜も、寝る前に飲んだのですが…諦めました。
そんなGW。
楽しい話題はなし。
高校生の時から大好きなバンドのベーシストの方が4月に亡くなりまして。
一昨日は、ライブ。
昨日は、お見送り会。
…どんだけビールを飲んでも酔わない。
びっくりするくらい。
確実に、私は酒臭いのに。
夜も、寝る前に飲んだのですが…諦めました。
そんなGW。
