先週、そして本日と看護師さんの採用面接を行いました。

ご応募いただいたお二人は臨床経験の長い、働き盛りの看護師さんです。

お二人とも、臨床の中でたくさんの経験と勉強を積み、

いつかは、在宅看護に従事したいと考えてきた看護師さんでした。


面接の最後は給与の説明です。

「これまでのお仕事ではどれぐらいの給与でしたか?」

「どのぐらいの給与を希望していますか?」

・・・さすがにお二人とも、これまでの臨床の給与より少なくなることは覚悟の上・・・というご様子です。

そんな時、正直私の胸は少し痛みます。


昔、こんなCMがありました


大きな橋の前で、父親が5歳ぐらいの息子に向かって

「あの橋はお父さんが作ったんだぞ・・」

「うそぉー・・・お父さんすごいんだね、かっこいいね」


子供もお父さんもとてもうれしそうな顔をしています。

もちろん、あの橋はお父さんが作ったのではないでしょう、

お父さんはあの橋に使われている小さなネジを作ったのかもしれない

お父さんはあの橋に使われているネジを作る会社の事務をしているのかもしれない

・・・・・でも、間違いなくお父さんの仕事があの橋をつくったのだと思う。


沢山のこのお父さんのようなお父さんたちの力があの橋を造り


そのおかげで、これまで島に病院がなく病院にかかれなかった人が、

橋をわたり大きな病院にかかることができるようになり、

病気を治療し、また橋を渡り島に帰ってくる


島の中でしか生活していなかった、子供たちが橋を渡り大きな町を知り

自分の島も町のように住みやすくしたいと思い

また、町の子供は橋を渡り、島の大自然に触れ、自分たちの町も自然を育てようと考える


一つの橋が、一つの橋の一つのネジが・・・・

人を幸せにし、未来を創っていく。


最近看護師の紹介会社の広告を見ると

「年収500万、残業なしそんな職場があなたを待っています」みたいな広告が目につきます

もちろん年収500万もほしいし、残業なしも素敵です。

だけど、看護師を志した人たちが求めているものとは違う気がします。

逆に、これでもか・・・というぐらいに楽で高収入をうたわれると・・・

「看護師を甘く見るなよ!?」と思うのは私だけでしょうか?


面接にいらしていただいたお二人の看護師さん

一緒に大きな橋を造りましょう。


看護学生のみなさん、

社会人1年目を迎える職場は決まりましたか?


確かに、看護師は売り手市場、就職先は「ヨリドリミドリ」といったところでしょうか?


しかし、そうはいっても・・選べるからこそ、迷いも大きいのではないでしょうか?


採用側も新卒者に対して、何を用意し、何をアピールすれば新人を集められるのか・・・

頭を痛めております。


在宅看護学実習で楓の風のステーションへ来た某大学の学生さんの顔が浮かんできます・・・

みんなどうしたかな?

もう決めたかな?

実習中には、多くの方が訪問看護の魅力を感じてくれていました。

そして、何年か病院で勉強して、その後、いつか訪問看護を選択したいといってくれました。


ある調査では、新卒者の就職先選択の条件として

1位 教育体制

2位 初任給・賞与・夜勤手当の金額

3位 医療や看護の内容・勤務体制

4位 交通の利便性

5位 休・祝日の日数

6位 福利厚生

とありました。


私は、大学教員の当時、学生からの就職相談には

「社会人1年目はどこに行こうと、苦労する。

苦労しない職場を探すのではなく、どこで苦労したいか、どこでの苦労なら意味があるかそこだと思う」

と答えていました。


なぜ看護師を目指したのか、

なぜ看護師になろうと思ったのか


もう一度その時の気持ちを思い出してみてはいかがでしょうか?

・・きっと、どこで苦労をしたいかその答えが見つかるように思えます。


看護師を志したとき、あなたは苦労しないために志したのではなかったのでは?

苦労することに意味があり、苦労することから大きな報酬(成長)があることを知っているからこそ

「看護」の道を選んだのではないでしょう?


楓の風の訪問看護ステーションも、

最高の苦労 

そして、最上級の報酬を用意してフレッシュマンをお待ちしております




1年ぶりの更新になってしましました。(深く反省)反省!


平成19年のステーション開設から5年目になります。

4月には、サテライトステーションを木曽にオープンしました。

こちらも、往診専門クリニックを併設しているのはもちろん、

合わせて、がん末期や重度の方に特化した通所介護(宿泊も可能)があります。


在宅看取りが推進される昨今ですが、

訪問診療があり、訪問看護があり、訪問介護があれば家での看取りはできるでしょう・・


しかし、


たくさんの在宅看取りの経験から、単に家で最期を迎えられれば良いのではなく、

ご本人にも、ご家族にとっても「限られた最後の時間をさらに価値ある時間にしたい」と考え、

がん末期と重度の方のための通所介護「メディカルデイ アンド ステイ 凪」をオープンいたしました。


訪問看護師たちの毎日の訪問の中での、患者様ご家族様との、密度の濃いふれあいが

次にサービスの創造へとつながっていきます。


ところで、

本日は、訪問看護ステーションの所長は、大阪出張です。

今頃、大阪の訪問看護師さんたちの前で、緩和ケア認定看護師として、

「在宅における緩和ケア楓の風流」のお話をさせていただいています。


ご参加いただいた方々ありがとうございます。


そして、楓の風流の緩和ケアにご興味をお持ちになっていただいた方、

ぜひ、ご連絡をください。


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お待ちしております。


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