がんセンターはとても広く、当たり前だけど、科によって空気が全く異なります。

陽子線治療の扉の中は、とても平和。

おじちゃんおばちゃんが待合室でのーんびりテレビを見てます。

誰一人頭髪が抜けてないし、痩せ細っていない。
みんな外来なので、パッと見は普通。
今のところ入退院をしているのは私だけな気がする。みんな抗がん剤無くて良いなんて、羨ましい。

仲良くなったおじさんは
 『周りは家族以外だーれも、自分ががんだって知らないんだよ。そのまま治せるなんて、夢のようだ。』

と話していました。
周りのおじさんたちも頷いてた。

とはいえ
『内臓が今どうなってるかは分かんねーけどな!』
とも付け加えてたけど。

手術のように、摘出が目に見えないのはやはりスッキリはしないですよねぇ。

信じるしかないのだけど。