ブログのタイトルにも【明るく闘う】と書き、前向きな発言も多い印象かと思われますが、
さすがに最初から取り乱さずに前向きに受け止められた訳ではありません。
これまで書いた経緯や出来事にどう対応していったか、簡単にだけど綴ろうと思います。
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気持ちが一番辛かったのは、11月上旬から中旬にかけて。
この時は検査も一週間置きで、病院に行く度に前の週と異なるネガティブな展開しか起こりませんでした。
とにかく結構な段階まで、
『腫瘍はあるけど、ほぼ確実に良性』
と言われ続けていたのが、行く度に
『怪しくなってきた』
となり、検査を続けてきた。
当初『ほぼ確実に良性』
と言われても、その根拠は怪しく、不安だったので、悪性だった場合の治療の可能性を聞きまくっていたけど、それでも医師は
『まぁ可能性がとても低いので、こんなに話して不安を与えたくも無いのですけど…』
なんて言っていた。
この時は東京医療センターの若い親切な女医さん。
若くて親切で相談しやすくても、経験が無いとやはり限界がある、というのを思い知る。
私の仕事っぷりも省みたりして。
まぁ私はこの女医さんの足元にも及ばないが。
後にベテラン先生(ぶっきらぼうで冷たい印象だけど、やはり経験はある)も加わってくれて、2人で対応してくれたので良かった。
検査結果を聞きに行くのが一週間置きということも、モヤモヤ。
もっと早く分かるだろう!!
これは今でもそう思う。
悪性、と聞いた時、人生が変わったと思った。
なんで私だけ
なんでこんなに若いのに
なんでこんなに健康なのに
死ぬのか?!
息子はどうなる?!
息子、まだ2才。私のことなんて覚えてないよね。
これから息子が辛い時に支えてあげられない。
愛情も注げない。
不自由な思いをいっぱいさせてしまう。
両親はどうなる!?
こんなに手をかけて貰ったのに、先に死ぬのか!
夫は再婚するのか?!
息子は愛してもらえるのか?!
残していくって心配がいっぱいだ…。
こんなこと考えたこと無かったし…。
夫といるとただ呆然。
一人になると号泣。
こんなんじゃ心配かけるばかりだし、
誰にも言えない。
ひとまず、息子に想いを綴っていこう、とノートに書きまくる。
これまた泣ける。
仕事に行く。
一人になると号泣。
ランチも一人で行く。
泣きながら食べる。
食欲が減らないのはすごい^^;
そんな時、後輩ちゃんの妊娠の報告を受けて、とっても嬉しかった。
これまた号泣しそうだったけど、怪しすぎるので我慢。
でも、喜べることが嬉しかった。