~1~の続きです。

医師から質問と説明を受けた日から、決断の日まで一週間しかありませんでした。

自分の心境は、話を聞いてすぐの段階では自分の体を治すことが先決だろう、ということ。

だって家族を増やすって、私が健康であることが何よりもベースにあることだよね?

子育てってほとんど私だけが担当するものだから。

この治療が成功すると信じているけれど、今後ずっと再発や転移に怯えて暮らすわけで、第1子のわんぱく坊主を育て上げることすら出来るのかどうなのか不安だというのに、第2子なんて考えられるか?

母親に相談したところ、同じ考えでした。

母親にしてみたら娘の身が第1でしょうしね。

夫に話すと、私の考えは分かるが諦めたくはないとのこと。

そうか。。

その頃は仕事もしていたので、仕事、育児、家事、体の心配でバタバタしていたので、空いた時間でひとまずググってみる。

どうやら卵子を凍結といっても簡単にはいかず、排卵のタイミングをみなければならなかったりするので、病院に行って当日に『はい、卵子を採取!』というわけにはいかないそう。
そりゃそうだ。

てか基礎体温も測ってないからタイミングを知るのにだいぶ時間を要しそうだ。

保存した卵子が必ず授精するわけではない。

費用も60万円だか、そこそこ必要。

そして、、、卵子を採取するのってめっちゃ痛いらしい。。。

※全てあちこちの情報をチラ見で得た情報なので、本気で卵子の凍結保存を考える方は必ず医師から説明を受けて下さい。


………結果、やはり見合わせました。

そもそもこの話をしていた医師は、抗がん剤治療を担当して下さっている内科の医師でした。

出した結論は陽子線治療の医師に伝える。

そちらの医師からのコメントは以下の内容です。

•内科医師の説明は正しい説明だけども、全て可能性の話。

•閉経する可能性は考えなくて良いだろう。

•過去に自分の担当した患者さん(女性)で、治療後に結婚して子どもを産んだ人もいる。


ということ。

『卵子を凍結保存しないこと=第2子を諦めること』
と決めつけて考えなくても良いと思うと気が楽になりました。

健康でいても一人っ子になる可能性だってあるんだしね。


まぁ時間があればもう少し考えも変わっていたかもしれないが…『もし』を言い出したらキリがない。

今出せる結論はしっかり出したのだから、前向きに今の環境を良くするべく頑張ろう!

考える時間が無かった理由は次の記事にします☻