吾輩はアラ還サラリーマンである。


50歳を過ぎた頃から、気力も体力もかなりの勢いで衰えていくのを感じはじめた。


それと同時に、あれが欲しい、これをやってみたいといった欲も少しずつ薄れてきた。


それは50歳後半になった近年では特に顕著で(もちろん個人差はあると思うが)、以前なら新しいモノを買うたびに感じた高揚感なども今ではほとんど感じることがない。


昔は何かを手に入れることで心が満たされていた(ような気になっていた)のが、


今は逆に色んなモノを手放し、物理的にも心理的にもシンプルにすることで、実際、楽になっているのを感じるのである。


服や靴などは数着、数足で十分。

本やDVDやらもごっそり処分して、今はほとんど空の本棚が残っている状態であるが、日常においては何の支障もない。

モノが減っていくと不思議と気持ちも軽くなる。


欲がなくなるのは、決してネガティブな変化ではない。むしろ、とうとう足るを知るという境地に達したか、と非常に喜ばしい限りである。


たとえば食欲については若い頃のように暴飲暴食することはなくなった。ほんの少しだけ美味しいもの、旬のものが食べられればそれで十分幸せなのである。


物欲や食欲以外にも、出世欲や競争心のようなものも段々となくなってきた。


加齢による衰えも大きいのだろうが、長年にわたり、もう十分がんばったよな、という自分へのお疲れ様的な気持ちも大きいように思う。


ただ、まったく欲がなくなったわけではない。家族や友人との時間を大切にしたいという気持ち=欲であったり、


できる限り元気で健康でいたいという、残りの人生を楽しみたいという気持ち=そのために生きたいという欲はむしろ強くなっている。


50代後半は、人生の終盤をいかに過ごすかをよくよく考えて行動する時期である。


欲が減るのは、次に向かうための準備だと捉えることもできる。


悩んだり逡巡している暇はあまりない。

今をできる限り全力で生きていきたいものである。


そのためにも自分年金の準備による、最低限のお金は確保しておきたい。


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