今回は生前整理を行ったときの気持ちや流れをまとめていきたいと思います。
生前整理と聞くとどのようなイメージをお持ちですか?
やるに越したことはないだろうけどまとまった時間が必要そう、何から始めればいいのかわからないなどさまざまでしょう。
私も始める前は身の回りの物の量の多さからこれは1ヶ月以上かかるのではないかと遅れていました。
しかし、ポイントを押さえて作業を進めていけば、1,2週間ほどで作業が完了しました。
生前整理に興味がある方は、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
生前整理の流れ
私も生前整理のことはまるで知らなかったので、本を読んだりインターネットで調べて手順を確認しました。
今回の生前整理でざっと行ったことは以下の通りです。
- いる物といらない物を仕分ける
- いらない物を処分する
- 資産となるものをまとめる
- 家族に資産と自分の気持ちを共有する
1つずつ詳しくお話しします。
いる物といらない物を仕分ける
まずは、いる物といらない物の仕分けから進めました。
とにかく片付けが苦手なので、ことある事にクローゼットにものを詰め込み、収納がパンパンになっていました。
いつか使うだろうと思って今まで溜め込んでいたものをまとめて処分することにしました。
2年以上使用していないものを捨てることにすると驚くほど物が減ります。
自分が捨てたら後悔しそうな物、処分するか悩む物は保留にするとサクサク進められます。
私の場合、いきなり全ての部屋を取り掛かるのは難しかったので過ごす時間の長いリビングから始めました。
まとまった時間が取れない方は、1部屋ずつ整理すると良いかもしれません。
いらない物を処分する
いる物といらない物を一通り仕分け終えたら、いらない物を処分しました。
私はアニメが好きなので昔ハマっていたフィギュアが段ボールからたくさん出てきてびっくり。
今でも根強い人気のあるアニメなので、そのまま捨ててしまうのは勿体無いと思い、買取業者に出しました。
数十体あったとはいえ、5万円ほどの買取価格がついたので儲けもんです。
売れなさそうなものは、量が多かったのと分別が面倒だったのとで、回収業者に引き取ってもらいました。
今回依頼したのは遺品整理の善クリーニングさんです。
生前整理も承っているそうで、とても時間がかかったので全て業者に依頼すればよかったなと思いました。
資産となるものをまとめる
物の仕分けを終えたら、資産となるものをまとめました。
インターネットを見て資産になりそうなものが何なのか、詳しく見てみると以下のものが該当するようです。
- 貯金通帳、現金
- キャッシュカード
- 土地、建物
- 印鑑
- 自動車
- 借金、債務、葬式費用
- 骨董品、ブランド品、宝飾品、純金など(私はありませんでした)
最近ではスマホ内の課金アプリやクラウドサービスなどデジタル遺品の整理も必要だそうです。
デジタル遺品まで含めると、そこまで整理する必要があるのかって戸惑ってしまいますよね。
家族に資産と自分の気持ちを共有する
基本的な貯金通帳やキャッシュカードの情報を把握して、家族と共有しました。
あとは自分の葬式に関することや、資産の配分などを簡単に話しました。
資産といっても残せるものはほぼないので、お墓や葬式に関する話が8割です。
生前整理で気をつけるべきこと
生前整理で気をつけるべきことは、時間の使い方だと思います。
物を整理していて、懐かしい思い出の品や探しても見つからなかった物がたくさん出てきました。
特に思い出の品は一度見始めると、ずっと見続けてしまうので要注意です。
かくいう私も1時間くらい思い出に浸ってしまいました笑
生前整理をやってよかったこと
生前整理をやってよかったことは3つあります。
- 身の回り物が減って気持ちもスッキリした
- 家族としっかり話ができた
- 今後のことを考えるきっかけとなった
特に家族ときちんと話ができたことと、自分の人生について考えるきっかけとなったのがよかったです。
目に入る物が減って自分の大切なものや好きなものに囲まれて生活できている今がとても幸せです。
生前整理には大変時間がかかりましたが、進めてよかったです。
まとめ
これから生前整理をする方は、時間の使い方や進め方に気をつけてください。
物が多いと仕分けている間に挫折してしまうこともあるので、気負いすぎず少しずつ進めていきましょう。
生前整理が終わると気持ちがスッキリするはずです。