先日、法要を終えた。
喪主として、最前列の一番良い席に座る。
僧侶の背中の向こうに、お骨と位牌が見える。
僧侶の読経をぼんやり聞きながら、ずっと蝋燭の炎を見ていた。
炎が揺れる時は故人が近くにいると聞いたことがあったので、心の中で夫に話しかける。
わたしに喪主をさせるなんて、あんまりなんじゃないの?
わたしはこれからどうしたらいいの?
土日どう過ごせばいい?
ちゃんと天国に行けそうなの?
炎は真っ直ぐ、静かに、綺麗に伸びている。
ちょっとー、ちゃんと聞いてるの?
ずっと話しかけてみたけど、最後まで特に変化はなかった。
納骨を終えたので、祭壇もどきを片付け、位牌を置く。
遺影も小さなものに変えると家はすこしスッキリした。そしてさみしくなった。
法要を終えた夜、夢で夫に逢った。
夢で逢えたことは覚えているのに内容がほとんど思い出せない。悔しい。
上の子は夫と見に行った映画を従兄弟と見に行き、泣きどころのないストーリーを見ながら号泣したらしい。
下の子は夫からきた未読メールに今頃気がつき、ふいをつかれたせいか、こちらも号泣していた。
四十九日を終えたら少し落ち着くと聞いていたけれど、全くそんなことない。
辛い時はとても辛い。波はあるけど辛くてたまらない時がある。
わたし、こんなに湿っぽいキャラだったか?と思うが、急に襲ってくる悲しみにまだ対応できない。
そういえば、住職が言っていた。
今はまだ悲しみに襲われていても、
涙が止まらなくても、あなたの未来は明るいことに間違いはない、
と。
シビれた。もちろん、足ではない。心が。
バックトゥザフューチャー3のドクも言っていた。
未来は白紙だ、だから自分で切り開け、
みたいな感じのことを。
名言を聞いてもすぐ忘れてしまい、メソメソしてしまう。
冷蔵庫に書いて貼っておくか!