「ニーゼと光のアトリエ」 | 花鳥風月 パステル·点描アート葉川ともこの闘病うらら

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いつでも心には灯火が。
自分と人を暖め進む道を照らしてる。




 精神患者には、アイスピックや電気ショックが治療だと信じられていた時代。

暴力的な施しの後に、おとなしくなり治ったと考えられていた。

激しい痛みや恐怖を与える者(医者)に対し

抵抗するのは身を守ろうとして、おとなしくなるのは気力を奪われて。

その結果ではないかと私には思えるのですが(_ _;)

こういう関係性って、親子間や教師と生徒にもあるような・・・。

実話が元になっていますがもはや拷問。脳も心もぶっ壊しているε~(;@_@)

かの有名なロボトミー手術があった時代ですね。

本題はここから

施設の人には、困らせるだけと思われてた患者の落書き。

患者本人は、荒れた病棟に差し込む光をみんなにも見てもらいたかったと。

ニーゼさんは、患者さんの言葉や仕草を見逃さずにそこから心に寄り添える好

患者服を脱ぎすて、好きに選んだ服を着る日を設けたり自然に触れさせたり。

そして、自由に絵を描かせたら

はじめは混乱したカオスの絵から、芸術家の絵のように変化していくキラキラ

環境を暖かいものにしていくにつれて、患者も絵も変化していくキラキラ

ニーゼいわく「本来の自分に戻ろうとしているのよ」

ニーゼさんは心は優しく行動はパワフル。

この時代に大変だったことでしょう。


 絵にたずさわる身として、ちょっと重い映画ですが勉強と思い見てみました蝶々