ロシア語を勉強していると言うと、ほぼ必ず理由を聞かれます。英語の勉強だけでもうんざりしている人も多い中、なぜわざわざそんなにマイナーな言語を勉強しているのか、というわけです。
私がなぜロシア語に興味を持ったかと言うと、偶然読み始めたロシア文学の登場人物の愛称があまりにも可愛かったからです。特に「ミーシャ」「サーシャ」「ターニャ」「マーシャ」という風に、語尾が小さい「ヤ」で終わっていて、個人的な印象ですが、可愛いペットの名前みたいだなと思いました。しかもこんなに可愛い名前が、実は「ミーシャ」や「サーシャ」など、大人の男性の名前だと気付いた時にはカルチャーショックなみの衝撃を受けました。
その後本格的にロシア語を勉強するようになって、ロシア語には母音の中にも「硬音」と呼ばれるものと「軟音」と呼ばれるものがあり、ロシア文学の登場人物の愛称がこの「軟音」で終わっているから、とても可愛らしく感じたんだなと気付きました。
「この柔らかい響き、何かに似てる」「あっ、やっぱりあれだにゃ〜」と大の猫好きの私はこうしてロシア語を勉強することを決めました。