世間のオルフェ一強ムードから一変、レース後には
ブーイングのようにも聞き取れるほどのドヨメキ。
勝ったのはなんと14番人気のビートブラック。。。
淀の舞台では、大逃げが炸裂する事は何度となく見てきたが、
まさかそれがビートブラックとは予想出来なかった…
今まで先行するイメージよりも、差してくるイメージに寄っていて、
とてもじゃないが、逃げ馬をあんなに積極的に突っついていく事など
想像すらしなかった。
競馬の展開読みは大切だが、今回は【この展開】は十分に予想がついていた。
あと一歩足りないのは、その立役者が誰なのか???
それを容易に見つけ出してこそ、馬券を仕留められる。
本命をトーセンジョーダンに持ってきても、
調教絶好調なだけじゃあの馬柱の汚いビートブラックは抑えられなかった。。。
天皇賞春の振り返りです。辛口で行きたいと思います。
【各馬のレース後短評】
1着ビートブラック
展開に恵まれたと言えばそうなのかもしれないのですが、
レース後によく調べると一概にそうとは言えませんでした。
というのも道中かなり厳しいラップを刻んでおり、中距離を走るようなラップ構成。
一旦緩めましたが、極端に落としたわけではなく、またラスト800mの地点から
スパートを開始。最後は脚が完全に上がってはいますが、セーフティリード。
最終追い切りでは栗東坂路4F51.5と抜群のタイムを残しており、
復調していたのでしょう。また今までの競馬より、今日分かった事なのかもしれませんが、
厳しいレースをしてこそ本来の持ち味を発揮出来る馬だったのかもしれません。
次走の評価としては何とも言えないのですが、ここから本格化という感じでもないので、
次走へたに人気するなら切ってしまっても良いと思いますが、
今日のパフォーマンスに関しては、ビートブラック&石橋脩ともお見事でした。
2着トーセンジョーダン
この馬は本当に強いです。改めて思わされました。
結局団子になっていた集団にいわたけで、そこから1頭だけ抜け出し、
ビートブラックとは差が開きましたが、他の馬を千切り捨てました。
この馬は、厳しいペースのレースを前で走っても、最後にもう一段ギアを入れられる所です。
だからなかなか崩れないのです。
いざとなれば自分でレースを作る事も出来、本当に強い馬というのこういう馬の事を言うのでしょう。
良く頑張ったと思いますし、実力を再確認しました。
3着ウインバリアシオン
この馬もやはり力はGI級という事を認識させられました。
道中はいつもより少しだけ前の位置でオルフェをマークするのではなく、
自ら勝ちに行くレース振りでした。今回展開のアヤと言う事もあり、届きませんでしたが、
上がり33.5秒の最速。後方ポツンの着狙いではなく、
今回のような競馬が出来るのなら、もうオルフェーヴルも怖い相手ではないと思います。
4着ジャガーメイル
8歳という年齢を感じさせず、上がり2位の3F33.6秒。
素晴らしいパフォーマンスだったと思います。さすがに使い込まれていないだけに、
馬がまだまだ若々しいですね。調教での動きも本当に良く見えて、後ろ脚の蹴り上げと
全身のバネの弾け方が本当に良く映りました。
今後も人気にはならないのでしょうが、また得意の舞台(京都外回り、東京2400m、2500m)に出てきた時は要注意ですね。
【レースの振り返り】
今回の天皇賞春は、レースの着順は別として、
今までにそして今年に入っても何度となく見ている事を
また繰り返しただけのレースでした。
テレビを見ていた人たちはラスト1000mを切った辺りから嫌な予感は感じていたはずです。
そろそろ動くのか…800mを切っても動かない。。。間にナムラを置いて20馬身以上。
この時点で素人の人が見たってヤバイのなんてわかるでしょう。
ましてやここ最近のレースを良く見ている人なんかは、「もうダメだ…」と思った人も多いはず。
オルフェーヴルがいくら化物だとしても、物理的に届かないのです。
騎手心理としては、2009年のエリザベス女王杯と同じ感じだったのでしょう。
ただ…ここ2ヶ月ぐらいで天皇賞の前哨戦で
2回も見てるのではないのでしょうか一部ジョッキーの方々???
ケイアイドウソジン、ネコパンチ。。。双方単勝150倍オーバー。
一般ファンですら、【大逃げ】の印象が強く残っているのに、
ジョッキーの方々は逆にそういうのは分からない、もしくは覚えていない??
ものなのでしょうか。
今回は勝ち馬も頑張りました。単純に楽大逃げの逃げ切りとは言えないと思いますが、
それでもそろそろ動かないとマズイというのはプロとして考えないのでしょうか。
いつまで立っても追いかけない、1頭の強者を延々マークした挙句、
直線を向く直前まで仕掛けもせず最後方で団子の状態。
後々のインタビューでは口をそろえて
「動くに動けなかった」
アホかと。
そりゃ馬にも乗った事ない一般人ですから、騎手にしかわからない事、
逃げ馬がどれほど離して逃げているのか?ペースはどうなのか?
そういった事を一瞬で把握する事は非常に難しいとは思います。
しかし彼らは一流のプロであり、皆の大切な大金を一心に預かっているのです。
その答えが、
「動くに動けなかった」
そんなふざけた答えでは許されないでしょう。一度や二度ならまだしも、
たったの2ヶ月の天皇賞の前哨戦で何度も見ているのです。
これは最近のスローの瞬発力勝負がもたらした弊害なのでしょう。
関西のリーディングジョッキーも、毎度有力馬に乗り、
最後方待機の一気で届かずなんて事を毎回していたり。。。
馬の実力があるからいい物の…なんてのばかり。
本当に学習能力がないんだな。無難な事しかしないんだな。
リーディングジョッキーがこんななら、そりゃみんな協調性のある事しかしないか。
最近、そんな風に思う事が当たり前になってきました。
それでも擁護するなら、今回は池添ジョッキーだけではなく、
オルフェーヴルのパフォーマンスもあまりにも平凡でしたし、
馬の調子や気持ちにも問題があったのかもしれません。
ただ、この2回の失敗で、すでにファン、世間の評判は暴落しました。
もう4冠馬に以前ほどの価値は無くなりました。
さすがに池添ジョッキーの責任は重いと思います。
ここまで一緒に頑張ってきたパートナーで簡単に降ろすべきとは言えませんが、
レース前の時点でも2度はない。という覚悟だったでしょうし、降ろされたほうが良いと思います。
そして、個人的にですが、藤田ジョッキーもいい加減ヒルノダムールを降りるべきです。
ここ最近は馬の持ち味を全くいかさず後方待機。
特にここ2戦ではオルフェーヴルと同じ位置でほぼ最後方付近を待機。
一体これだけ乗ってきて何を考えているのかと。オルフェーヴルを真っ向に負かすという
陣営の気迫は良いと思うのですが、それをマンマとやる必要はありますか?
今日だって全く押して出て行かず、オルフェの前を走っている時点で、
すでに終了…というのが目に見えました。
「オルフェと同じ位置にいて、同じ脚を使えると思っているのですか?」
藤田ジョッキーは菊花賞でもあまりにも酷いミスをした筈です。
馬がかわいそうです。もっと馬に合った戦略をしていれば、タラレバですが、
少なからず、後1.2勝はしていたと思っています。。
今日は、歴史ある天皇賞春というレースが、
前哨戦の反省を一切していないかのようなレースに、
少し熱くなって回顧してしまいました。
長々なってしまった事、そして批判が多くなってしまった事、
お許し下さいm(__)m
少し日本のジョッキーには考えてもらいたい物です。
(と言っても無理な事なのでしょうね。そんなに考えてないのでしょう。)
このように感じている人は決して私だけではないと思うのです。
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