ドル円の状況では、リスクがドル高に向かう可能性がありますが、同時に円安の抑制にも注意が必要です。
昨日の内田日銀副総裁に続き、本日は植田日銀総裁から弱気ともいえる発言、「緩和的な金融環境は当面続く」との趣旨が聞かれるなど金利の観点から言えば引き続き円は積極的に買いにくい。
それに対して、米国は次の一手が「利下げ方向」であることは間違いないものの、早期の利下げは予想しにくく、「早くても5月」といった見方が取り敢えずは有力だ。
一方、需給的にも新NISAの招く「円安圧力」が再び一部で脚光を浴びており、基本的な円安という流れそのものは続くとの公算が大きい。
テクニカルに見た場合、ドル/円相場は過去3週間ほど超えられなかった「149円の壁」を超えただけでなく、回復後は逆に一度も割り込むことはなく、ドルはむしろ底堅さを醸している。
次のターゲットは、心理抵抗でもある150円レベル。
対して、ドルが大きく崩れる展開は目先調整程度しか予想しにくいのだが、147円台で推移する移動平均の21日線などを下回るとドル高も一旦仕切り直しとなりそうだ。
本日はこれといった米経済指標の発表などがないうえ、要人の発言機会もドイツ連銀総裁の講演が予定されているぐらい。
新規材料難の感もあり、大きな値動きは期待しにくいだろう。
そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは148.80-149.80円。
ドル高・円安方向は昨日そして本日も超えられなかった149円半ばが最初の抵抗。
抜ければ名実ともに150円がターゲットとなる。
対するドル安・円高方向は、昨日欧米時間に超えたのち一度も割り込んでいない149円レベルをめぐる攻防にまずは注目。
ただ下回っても底堅く、基本的には148円台で下げ止まりそう。
USD/JPY buy 149.319 149.371 52,000円
USD/JPY buy 149.338 149.398 60,000円
11.2pips 112,000円利確!
■月間成績
■2021年
4月合計 38.5pips 385,000円
5月合計 49.1pips 491,000円
6月合計 32.7pips 327,000円
7月合計 56.9pips 569,000円
8月合計 44.9pips 449,000円
9月合計 147pips 1,470,000円
10月合計 186pips 1,860,000円
11月合計 162pips 1,620,000円
12月合計 164pips 1,640,000円
■2022年
1月合計 177pips 1,770,000円
2月合計 190pips 1,900,000円
3月合計 260pips 2,600,000円
4月合計 268pips 2,680,000円
5月合計 233pips 2,330,000円
6月合計 324pips 3,240,000円
7月合計 262pips 2,620,000円
8月合計 276pips 2,760,000円
9月合計 242pips 2,420,000円
10月合計 255pips 2,550,000円
11月合計 288pips 2,880,000円
12月合計 299pips 2,990,000円
■2023年
1月合計 265pips 2,650,000円
2月合計 247pips 2,470,000円
3月合計 139pips 1,390,000円
4月合計 147pips 1,470,000円
5月合計 98pips 980,000円
6月合計 237pips 2,370,000円
7月合計 342pips 3,420,000円
8月合計 314pips 3,145,900円
9月合計 222pips 2,221,000円
10月合計 247pips 2,471,000円
11月合計 194pips 1,948,000円
12月合計 195pips 1,956,000円
■2024年
1月合計 217pips 2,177,000円
2月合計 69pips 694,000円
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