2024年のドル円為替相場を考えます。
2020年を振り返ると、米国の短期政策金利(Fed Funds Rate)の誘導目標金利の水準は、年初こそ1.5%~1.75%でしたが、コロナ禍の拡大により、3月には臨時のFOMCと定例のFOMCで政策金利を0%~0.25%に急速に引き下げました。
ドル円相場は年初の109円台から、3月には米金利の急低下を受けて一時101円台をつけましたが、そのわずか16日後には111円台までドルは10円も値を戻しています。
この年は、米国が0%~0.25%の金利水準を維持し、日本の短期政策金利との差が0.35%に満たない水準が年末まで継続したものの、2020年の残りの9か月間のドル円相場は3月につけたドル高値と安値の水準内での値動きに終始しています。
金利は為替相場を考える上での重要な要素ですが、金利だけが国力を全て表現しているわけではありません。
さて、米国の共和党の予備選の始まりと共に、「もしトラ」という、「もし、トランプ大統領が11月に誕生したら」というリスク・ファクターが顕現化した際の市場の不透明性の高まりを懸念する声が米国の予備選の結果を受けて増えてきています。
しかし、アメリカが民主主義国家としての体をなさなくなり、資本市場が機能しなくなるまでの混乱が起こることは考えにくいです。
ただ、不透明感が増すことは、いわゆるキャリートレードによるドル買い・円売りポジションの造成を抑制する方向に作用することからドルの上値を押さえつける要因として働くでしょう。ドルは上昇するにせよ、そのスピードは弱められるでしょう。
2024年の相場レンジを敢えて予想すれば、140円から160円といった水準でしょう。
今年に入って、バブル期以来の日経平均株価の高値更新というニュースをよく耳にしましたが、ドル円相場の日本のバブル崩壊後の高値は160円の水準でした。
昨年末にドル円相場が急落した際も140円を割らなかったことを考えれば、この二つの水準に挟まれたレンジが2024年のフェアウェイになるのではないかと筆者は考えています。
USD/JPY sell 147.488 147.443 45,000円
USD/JPY buy 147.396 147.336 60,000円
10.5pips 105,000円利確!
■月間成績
■2021年
4月合計 38.5pips 385,000円
5月合計 49.1pips 491,000円
6月合計 32.7pips 327,000円
7月合計 56.9pips 569,000円
8月合計 44.9pips 449,000円
9月合計 147pips 1,470,000円
10月合計 186pips 1,860,000円
11月合計 162pips 1,620,000円
12月合計 164pips 1,640,000円
■2022年
1月合計 177pips 1,770,000円
2月合計 190pips 1,900,000円
3月合計 260pips 2,600,000円
4月合計 268pips 2,680,000円
5月合計 233pips 2,330,000円
6月合計 324pips 3,240,000円
7月合計 262pips 2,620,000円
8月合計 276pips 2,760,000円
9月合計 242pips 2,420,000円
10月合計 255pips 2,550,000円
11月合計 288pips 2,880,000円
12月合計 299pips 2,990,000円
■2023年
1月合計 265pips 2,650,000円
2月合計 247pips 2,470,000円
3月合計 139pips 1,390,000円
4月合計 147pips 1,470,000円
5月合計 98pips 980,000円
6月合計 237pips 2,370,000円
7月合計 342pips 3,420,000円
8月合計 314pips 3,145,900円
9月合計 222pips 2,221,000円
10月合計 247pips 2,471,000円
11月合計 194pips 1,948,000円
12月合計 195pips 1,956,000円
■2024年
1月合計 203pips 2,032,000円
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