読書メモ「40代を後悔しない50のリスト」
「退職者の後悔は40代に集中している」との「発見」から、「後悔しないリスト」にまとめたもの。
退職者というと、主に60歳以上の人からコメントを求めたのでしょう。
50代はすでに出来上がった今に近似しているだろうし、20代、30代では昔過ぎて後悔の対象にもなりづらい。
退職者の後悔が40代に集中するのは必然かもしれない。また、公私ともに順風満帆な人生を送ることは容易いことではなく、あり得たかもしれない人生に想いをはせ、後悔を残すことは、必然なのかもしれない。
それはともかく、「40代の時にああすればよかった」という思いを受け継ぐことは、先人の「失敗」からの学びに他ならないので、これを今の自分の行動に照らしてみることは、失敗学の実践ともいえる。
一般的には、やって後悔することよりもやらなくて後悔することのほうが多い、といわれている。
「やらなかった」理由はなんでしょう?
・その時に必要性を感じなかった(思いつかなかった)
・必要性は認識していたが、やりきれなかった
・怠けた、自尊心が邪魔した、他に優先すべきものがあった・・・
まあ、それは置いておいて、取り入れるものをリストアップ
・自分の人生にとって大切なものを優先できなかった
→大切なものが何か、その比重を絞り込む
・なんでもチャレンジしておく
→守りに入っていないか?心の20%戦闘モードを持っておく
・勝てる土俵を作って勝負する
・ネットワークを活かせる人間検索をフル活用
・マネジメント脳とマーケティング脳・・・自分は何を求められているのか?独りよがりにならずに考える。
・「ありたい姿」を具体的に描き実践するラストチャンス
・業務に流されない・・・1週間、四半期ごとのゴール、成果を設定・評価し、自信を高める
・対人感度を大切にし、相手の立場を考えた「ひと手間」を実践(40代は人に注意されにくくなる)
→ほんの小さな相手への配慮であっても、些細な信頼の蓄積を大切に
・週末を「午前」「午後」「夜」に区分し6分割、どう過ごすか計画し、有効に稼働させる
・家族時間は密度で勝負
・「やりたいことリスト」を常にアップデート
・年下との付き合いを大切に
・話し方のブラッシュアップ
「キーワード」「キーフレーズ」「エピソード」の三段論法
・自分へのフィードバック時間を持つ
・読書はキラーコンテンツ「言葉探し」のツールにも活用
知識と知恵だけじゃないよ
・長いものには8割巻かれろ(妙な自尊心に拘っても得るものはない)
政府による東電への仮払い指示は正しいか
海江田経産相は「着の身着のままで飛び出した方たちなので、できるだけ早く一時金を支払うべきだ。事故に起因するものは東電が支払いをするべきだと思うので、具体的な支払いの指示をした」と発言。
「一時金を早期に払うべき」という考えには賛同するが、果たして誰が払うべきなのか。
今、東電に仮払いをさせることは正しいのだろうか?
原子力損害賠償法では、「天災や社会的動乱の場合を除いて、原子力事業者に損害賠償の責任がある」とされている。今回は、地震・津波という天災が発端となっていることは事実である。
その上で、事業者である東電の責任が免ぜられる損害であるか否かは、事故が着地し、原因の究明が行われなければ、判定できないのではないだろうか。
仮払いであれば、政府が支払えばよい。
最終的に、原子力損害賠償法に規定される「天災」に起因しない事故と判定された場合に、国が東電に請求すればよいだけではないか。
政府は、東電に損害賠償を仮払いさせることで、東電に責任があることを既成事実化させることを狙っているだけではないのか。
法に定める「天災」の範疇に入るかどうかの判定が無いまま、すなわち、法的な支払義務の有無が未確定な状態で損害賠償の仮払いを命じる、という政府の行為は、法治国家であることの原点を見失っているのではないだろうか。
原子力損害賠償法について、電気事業連合会HP抜粋
「原子力事業者に無過失・無限の賠償責任を課すとともに、その責任を原子力事業者とする」
「原子力損害賠償責任保険への加入等の損害賠償措置を講じることを義務付ける。(賠償措置額、通常の商業規模の原子炉の場合の賠償措置額は現在1200億円)」
「賠償措置額を超える原子力損害が発生した場合に、国が原子力事業者に必要な援助を行うことを可能とする」
「原子力災害は、天災や社会的動乱の場合を除いて、原子力事業者に損害賠償の責任があります。電力会社は「原子力損害賠償責任保険」を保険会社と結び、また、国と「原子力損害賠償補償契約」を結ぶことになっています。事業者の責任が免ぜられた損害や保険限度額を超えた場合は、国が被害者の保護のために必要な措置をとることになっており、事業者と国が一体となって原子力損害の填補を行うようになっています。」
義援金・・・いくら寄付します?
では、「金持ちではない」私たちは、いくら寄付しようか?
幾ら寄付するかは、「気持ち」と「懐」の具合によるところが大きいだろう。ここでは、気持ちに差異は無いとして、「懐」だけで考えてみる。
懐は、ストックである保有資産、フローである収入で計ってみる。
保有資産額からすれば、63万円では1000円、630万円では1万円、6300万円では10万円の寄付をしたことになる。
収入では、年収の何分の1かといったところ。
氏がお金持ちであることは確かだが、保有資産や収入に対する比率で見た場合、寄付した10億円は、決して財布から取り出して出せる額ではなく、柳井氏にとっても意味(重み)のある金額ではないかと思われる。
今、義援金の輪が広がっている。
街頭の義援金の箱に入れるのももちろんいい。
でも、大人たちよ、500円とか1000円とかではなく、自分にとって意味(重み)のある金額を拠出しよう。昼食1回分ではなくて、1ヶ月の飲み代とかタバコ代とかゴルフ代とか。
共同募金や赤十字への寄付なら所得控除が受けられ、多少手間をかければ、税金も軽減される。
大人だから、今回はそれくらいやってみた。
赤い羽根共同募金
http://www.akaihane.or.jp/er/index.html
