ども、ラー麺十郎です。

 

また、間が空いちゃいましたけど久々投稿です。

 

皆さん、『ESG投資』ってご存知ですか?

 

 

『ESGとは…環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字』

 

皆さんの会社や職場でも、環境にやさしいLED照明化や再生比率の高いプリンタ用紙の使用とか、トイレの電器は人感センサーで勝手に点いて勝手に消えるなど所謂ECOを推進しているかと思います。

 

28℃空調やクールビズ、スーパークールビズ等すっかり定着したECO施策もありますね。

 

そして、Socialとは企業活動の中に単に儲けるだけじゃなく、企業市民として社会の役に立つ事が持続可能で健全な企業活動と位置付けています。

企業活動そのものが『善』でなきゃならないと言う思想です。

また、働きやすい職場環境、女性の幹部職登用率の向上、社員教育の充実など社員一人ひとりが満足度の高い処遇改善を実践する企業もESGの「S」が高いと言えます。

 

最後の頭文字「G」Governance、昨今コーポレートガバナンス強化が企業に課された大きな課題で、多くの企業が様々な取り組みを行っています。

しかしながら、直近でも日産自動車(7201)のカルロス・ゴーン会長の企業資産私的流用事案やスルガ銀行(8358)の不適切融資事案で経営者層が総退陣と株主の足元を脅かす事案が後を絶ちません。

企業イメージの低下、損害賠償支払、不買機運の高まり、業務停止命令、経営陣の逮捕等による経営の空転、倒産など大企業でも存亡の危機と背中合わせと言えます。

 

そこで、持続可能で成長が続けられる企業にはESGの観点で高度であることが必要だと位置付けています。

(ESGの観点が低い企業はいずれ淘汰され、事業継続が不可能となるリスクが高いので投資対象から外そう)と言う理念・思想・着眼点です。

 

そのESGを表す指数(ベンチマーク)としては、投信資料館と言うサイトに掲載されていますので見てみてください。

 

さて、あくまでも長期目線での投資が前提ですが、【ダイワ-MSCIジャパンESGセレクトリーダーズ1653)】(2018/11/22終値1,951円/口で、10口単位で購入可能なので19,510円(証券会社への売買手数料は別)から投資可能です。比較的メジャーなETFなので基本的にどの証券会社でも証券口座を持っていればネット注文で買付、売付の自由度・容易さは大です。)はおススメです。

肝心の利回り実績ですが、2018年実績で100口当たり3,510円だったようですので、現在の株価だと年間1.8%となります。

上場株式の配当や株主優待などと比べると、多少見劣りしますが、その分リスクはうんと小さいです。

それでいて定期預金とは比べ物にならないくらい良い利回りですね。

しかし、約20万預けて、3,500円、約200万預けても35,000円……あんまり魅力ないなぁ~ ですね。

 

ところが、あるんですよ。

 

株価的には現在、上場来の安値水準辺りを小動き。

 

そして、国内最大級の大口投資運用機関であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ESG投資を対象に投資先企業株式や社債を買い入れ運用する方針を表明しています。

※GPIFと言うのは、皆さんの国民年金、厚生年金、共済年金の公的年金を一括して運用している公的機関です。

 

下の文書は社会人必見

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【ESG指数を選定 CPIF(年金積立金管理運用独立行政法人) 平成 29 年 7 月 3 日版】

 

 

 

 

 

 

大口機関投資家が同じ連動指数の組み入れ株を買ってくれば、このETFの株価は上昇が望めます。

現在、1口1,951円ですが、じわじわと上がってくる事が考えられますね。

すると、外国人や個人投資家も目を向けますので更に上昇の余地があると考えます。

 

もう一つETF

 

NEXT FUNDS MSCI日本株女性活躍指数(セレクト)連動型上場投信2518

これもESGの『S』の一環としてGPIFが買い入れ基準としている指数に連動することをベンチマークとしています。

2018/11/22現在1口916円で、1口から購入できますので916円(証券会社への売買手数料は別)と昼飯一食分程度から投資可能です。

 

 

件の文書でGPIFは、「当初は保有国内株の3%(1兆円)程度から始め、拡大させる方向」と言っています。

 

本ブログ筆者の私も、ESG投資の観点は今後さらに加速していくと考えています。

 

この事の重要性は例えばですが、大日本印刷株式会社(7912)程の大企業が、誇らしげに掲げるニュースとして挙げています。

 

それだけ、ESG対応は経営の重点課題ととらえている事がうかがえます。

ここで挙げている3つの指数とは。

  • FTSE Blossom Japan Index(フッティー ブロッサム ジャパン インデックス)
  • MSCIジャパンESG セレクト・リーダーズ(エムエスシーアイ ジャパン イーエスジー セレクト リーダーズ)
  • MSCI 日本株 女性活躍指数
現在は、この3指数です。
これも、見直しながら新たなESG投資の指数を追加していく方向の様です。

 

 

 

 

さて、話は戻って上記に挙げてた2つのETF。

 

NISA口座を開設して非課税投資にも良いと思います。

 

(リンク先は野村證券のページを例示していますが、一般的に野村證券はじめ店頭証券会社は売買手数料が高めの設定で少額投資には向きにくいので、手数料の安いネット証券をおススメします。ただし、たいていは店頭証券会社がオンライン専門部門を外だししている事が多いので、オンライン証券の方なら大手でも売買手数料は低水準です

(《例》三菱UFJフィナンシャルグループでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券は店頭でカブドットコム証券がオンライン証券とか岡三証券グループだと、岡三証券が店頭で岡三オンライン証券がオンライン証券といった具合)。)

 

例えば毎月給料を貰ったら、NEXT FUNDS MSCI日本株女性活躍指数(セレクト)連動型上場投信2518)に10口づつ投資していくなどいかがでしょうか。

 

株価上昇が狙え、非課税枠を活かして利の乗った時に売りを入れればOK100点

 

長々と書きましたが、ご自身の将来のお金の事、年金の事など考えてみるきっかけとなれば幸いです。

 

なお、投資の最終判断は自己責任において、ご自身で決定してください。

 

では。