はじめてブログを書きます

 

甲状腺嚢胞になりましたがネットで調べてもあまり情報が出てこず、

”首”という大事な場所なだけにとても不安でした。

治療が終わった今思えば、全く怖いものではなかったのですが、

首のしこりに悩む誰かの参考になればと思い、投稿しますm(__)m

 

  目次

1.  発見から診断まで
2.  穿刺の繰り返しと治療の迷い
3.  症状悪化で手術決断
4.  内視鏡手術と入院経過
5.  術後と振り返り

 

 1. 発見から診断まで


産後6ヶ月頃、首の左側が腫れていることに気づきました。


痛みはなく、日に日に腫れが目立つようになったため、近所の耳鼻科を受診。


エコーで甲状腺の腫れを指摘され、甲状腺科がある大きな病院を紹介されました。


そこで「甲状腺嚢胞(液体が溜まった良性の腫れ)」と診断。

 

腫れの部分に穿刺排液(注射針を刺して中の液体を抜く施術)を行ない、


それを細胞診に出したところ、結果は良性でした。

 

 2. 穿刺の繰り返しと治療の迷い

 

初回の穿刺では、黒くドロドロした液体15mLを抜去。

 

先生曰く、液体は血や水や色々な体液が混ざったもので、人によって色や粘度は違うのだとか。

 

私の場合は粘性がとても強く、細い針では抜けなかったため、太い針を使いました。

 

抜いている間は唾を飲んだり、声を出したりしないようにと言われ、10分程かかって抜ききりました(^0^;)

 

めちゃくちゃ痛かった...(>_<)

 


1ヶ月半後、再発して30mL抜去。前回の2倍...

 

原因不明と説明され、治療選択肢は3つ

 


①繰り返し穿刺 

 →繰り返すうちに貯留しなくなる人もいる
②エタノール注入療法 

 →穿刺して中のものを抜いてからエタノールを2ml注入して炎症させ、癒着をおこして液体が溜まる空間を潰す方法
③手術(甲状腺片側摘出)
 →頸部切開(首を横に切る)or 鎖骨の下から内視鏡を使い、囊胞がある側だけを甲状腺ごと取る方法

④放置

 →甲状腺囊胞は良性のため、気管の圧迫が無く、見た目が気にならない場合は放置で問題無い

 

繰り返しの穿刺は辛いし、

 

手術は全身麻酔のリスク、声帯付近を触ることによる声の掠れ、飲み込みづらさ(多くは一時的)

 

稀(約1割の人)に、甲状腺ホルモンの分泌異常かおこる可能性

 

などを踏まえ、エタノール注入療法を試すことにしました。


しかし、
エタノール注入療法当日、効果が出た人は半分以下と聞き中止(´・ω・`)

 

・炎症を起こさせるので痛みが出ることが多い

 

・穿刺で中のものが抜けきらない場合、エタノールを注入しても水割りになるため炎症効果が出ない

 

 

私の場合、前回の穿刺で抜けきらなかったということもあり

 

痛いのに、効果が無い可能性が高いのなら、 やめよう と判断しました(^0^;)

 


半年後再診を予約。

 

 3. 症状悪化で手術決断

ジムに通っていたのですが、

 

運動後に首が熱を持ち痛みが出るようになり、

 

横向きに寝ると息苦しく


腫れが増大したため予約を早めて病院を受診。


 

CTスキャンの結果、気管が圧迫されていることが判明し、先生から「手術をおすすめします」との判断。

 

それ以外にも、細胞診は良性でしたが、

 

・囊胞の一部に組織が見られるため、一部は腫瘍である可能性

 

・囊胞が大きすぎて、細胞診で取れていない部分が悪性である可能性

 

悪性腫瘍の可能性もある

 

 

・・・とのことだったので手術で甲状腺ごと取ることを決断しました。
 

 内視鏡手術と入院経過


2026年年明けに入院。


手術は頚部切開か内視鏡かの選択

 

私の場合、嚢胞が6cm以上の巨大サイズのため頸部切開が適応になると言われました。

 

頸部切開ということは、首を横に切った傷跡が残るということ・・・嫌じゃないですか(>_<)

 

液体主体のため、穿刺してから内視鏡で取れないかと聞いたところ

 

担当の先生は「やったことは無いが、液体なのでできると思う。

ただ、途中で頸部切開に切り替わる可能性があり、そうなると鎖骨下と首に2つ傷ができることになります。」

 

変更可能性を了承し、内視鏡手術に挑むことにしました。

 

 

 

 

手術の結果、内視鏡手術成功!!
 

術後は、出血リスクのため、ICU(集中治療室)で1晩過ごし、

 

咳や痰、傷の痛みがありましたが、痛み止めで対応、

 

翌日には一般病棟に戻りました。

 

手術当日に風邪気味だったこともあり、咳や痰がかなり出て、傷にも響くので辛かったです(>_<)

大きな咳は、手術部位の出血リスクに繋がるので要注意です汗

 

 


術後、体内に溜まった血液を体外に排出するためのドレーンチューブは、術後4日目に抜去しました。

これがめっちゃくちゃ痛かったです(>_<)(>_<)(>_<)

 

 

採血の結果も問題無く、術後5日目に無事退院しました。

 

 5. 最後に

 

手術により、腫れは完全に消失。
 

傷は鎖骨下の小さなものだけで、見た目は元通りになりました。

 

甲状腺を半分摘出したため、今後は、ホルモン値の定期的なチェックが必要です。

 

また、妊娠中はホルモンを多く必要とするため、一時的な薬の飲用が必要な可能性も言われました。

 

↑術後の写真しかなく、すみませんm(__)m

内視鏡の傷は3cm程度で服に隠れる位置です

写真向かって右側に囊胞がありましたが綺麗になくなりました

 

 

甲状腺嚢胞の原因は不明とされていますが、

 

加齢やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが背景にあるとされ、

 

私の場合は産後だったこともあり、産後のホルモンバランスの乱れが原因だったのでは?と思います。

 

 

 

今回は”囊胞”という良性のものではありましたが、"首のしこり"と聞くと、悪いものを想像してしまいますよね


今、首のしこりが気になってこの記事を読んでくださっている方は、

 

すぐにかかりつけの耳鼻咽喉科に行くことをおすすめします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。m(__)m