宇宙刑事レイカース0 激烈革命(カットオブウィナー) | 宇宙刑事レイカースFUN

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〔あらすじ〕

警視庁捜査一課の刑事『桜大門』は、同僚の刑事と長野県で見つかった指名手配中の殺人犯を逮捕し県警に預け 車で東京に向かっているところだっつた。

途中、同僚の刑事が桜の別荘に少し寄って行こうと言い出す。 

実は、桜大門は別荘にいる両親に 婚約者の女性を紹介する為に 休暇をとり一緒に別荘へ行ったところを呼び出しされたのだった。「いくらなんでも、婚約者の両親と初対面で、別荘に置いて行かれたら辛いだろう。 通り道だからちょっと寄っていてやれよ。」

別荘につくと、様子がおかしい。 電気もついていなく 窓ガラスも割れているようだった。中に入ってみると三人が死んでいた。 正確に言うと血だらけの肉片になっていた。

窓の外を見ると、巨大なカマキリが数頭こちらを覗きこんでいた。

                      猛虎緑湖拳

「何だ、こいつらは!?・・・こいつらの仕業か!!」二人に襲いかかってくる、巨大なカマキリに拳銃で応戦するが全く効き目がない。

同僚の刑事もやられ、桜も巨大なカマで切りつけられ倒れた。「俺も、これで終わりか・・・。」

遠のく意識の中で大門が見たものは、シルバー、メタリックレッド、メタリックブルーに輝く三人の人影だった。


意識を取り戻すと そこは、バード星のメディカルセンターの一室だった。

助けられた桜は、バード星の医学力で命を取り留めたのだった。

そこで、ロア・ペシュール率いるダーク・ロアがマゼラン星雲方面から銀河系に大侵略を仕掛けてきたこと、地球が狙われていることなどを知らされた。

全快した桜は、コム長官の勧めもあり 宇宙最強の拳法といわれる『猛虎緑湖拳』の伝承者の老師に弟子入りをし、兄弟弟子のモビーと一緒に厳しい修行を続け『猛虎緑湖の心』を悟り『猛虎緑湖拳』の正統な伝承者として免許皆伝を受ける。 

すでに寿命が尽きようとしていた老師は、桜大門に後継者正統の証しともいえる『レイカース』の称号を名乗るように伝え息絶えるのだった。

正式に、宇宙警察機構の一員となり、宇宙刑事レイカースとなった桜大門はダーク・ロアの脅威から地球を守るため宇宙要塞ビッグ・ダイモンでバード星を後にした。


地球では、ダーク・ロア宇宙征服軍 ロア四天王の一人『生獣将軍ラ・バイオス』が地球に侵入し秘かに地球上の生物を改造し、兵器として使用する為の実験を行っていた。

巨大なカマキリも実験体の一種『マンティス・ザ・テリブル』であった。

地球に着いたレイカースは、別荘地に放されていたマンティス・ザ・テリブルを一掃し バイオスの実験プラントをスカイ・ダイモンで急襲して 基地内に侵入バイオスを倒した。

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基地内を、調べるとマンティス・ザ・テリブルの培養プラント以外のプラントを発見。

「カマキリ以外にも・・・ザリガニか!?」そこには、脱皮をした巨大なアメリカザリガニの甲羅が落ちていたが 実験体本体は

すでに何処かに運びだされた後だった。

レイカースは基地を爆破し、培養プラントを破壊してダーク・ロアが地球上で二度と生体兵器を作れないようにした。


特殊事件専任警察の一員として、警察に戻った桜だが ダーク・ロアとの長い戦いが 今、始まったばかりであることを心に刻むのだった。



〔思い出〕

大学を卒業して、社会人になっても『宇宙刑事レイカース』のことはよく考えていました。

「あのシーンのBGMはこの曲の方が良かったなー。」とか「あのカットは、ここの景色でここからのアングルで撮り直したい。」とか・・・。

自分で、書いた脚本なのに「何で桜大門は、あんな事を言ったんだろうか?」「どうしてロア・ペシュールは大マゼラン星雲を征服出来るほどの軍事力を持っているのに学生達を拉致して洗脳しようとしたのだろうか?」そんな疑問を解決するために、どこにも公開出来る訳でもないのに『宇宙刑事レイカース・虎覇王伝説(ビクトリーロード)』の前の話を考え シナリオだけ書きました。

たぶんパーフェクトに近い形で つじつまの合う話になっていると思います。

自分だけの、自己満足の話しになる所でしたが 思いもよらない形でレイカースのブログを立ち上げることになったので 20年の月日を経て皆さんに見ていただけることになりました。

本当は、小説にして何回かに分け連載しようと思ったのですが ブログでキャラクター紹介などをしているうちにほぼネタバレしてしまいましたので「あらすじ紹介」にしました(笑)

連載小説は、別の話しを考えますのでその時は、よろしくお願いいたします。