12月は、国立劇場でも南座でも、「仮名手本忠臣蔵」がかかっておりましたが、

忠臣蔵ゆかりのスポットを一つご紹介したいと思います。


国立劇場のWebサイトにも記事が載っていましたが、

http://www.ntj.jac.go.jp/topics/news101022_2.html

東京は三田、6000余坪の敷地に建つイタリア大使館は、

赤穂事件の起こった元禄の当時、松平隠岐守の中屋敷がありまして、

赤穂浪士の討入り後、四十七士のうち、大石主税や堀部安兵衛ら十士が

この屋敷にお預けになり、庭で切腹したそうです。



~松平隠岐守の屋敷にお預けとなった十士~

大石主悦
堀部安兵衛
木村岡右衛門

中村勘助
菅谷半之丞
千馬三郎兵衛
不破数右衛門
大高源五

貝賀弥左衛門
岡野金右衛門



イタリア大使館のWebサイトによりますと、

http://www.ambtokyo.esteri.it/Ambasciata_Tokyo/Menu/Ambasciata/La_sede/

”現在ある池の一部は切腹が行なわれた場所を掘り起こして作られ、

池の裏手にある築山はその土を盛り上げたものと思われる。

そこには1939(昭和14年)、この事件について日伊両国語で刻まれた記念碑が

建立された。” のだそうです。


以前、仕事で大使館に出かける用事があり、そのときにその庭の写真を

撮っておりましたので、ここにご披露いたします。


歌舞伎見人(かぶきみるひと)


歌舞伎見人(かぶきみるひと)


ここで義士たちが果てたわけですね。


合掌。




ちなみに、その折にこんな写真も撮っていたのですが、

何を撮ったのかと思いきや・・・

歌舞伎見人(かぶきみるひと)



・・・鳥でした。 仕事せよ、自分。


歌舞伎見人(かぶきみるひと)


おしまい。