先日、車で田舎道をゆっくりと走行中に一人のオバサンに話しかけられた。いや、オバサンとゆうよりはお婆さんの枠組みに入る位の歳の人だろう。
お婆さんは車のウィンドーを突き破る程の大声で「手を貸して下さい!」的な発言をしていた。
その日の前日は栃木にも今シーズン初めて雪の降った日で、路面はツルピカハゲ丸くん状態だった。そんな最悪な道路コンディションの中、箱根の峠の3倍はあると思われる急斜面をお婆さんは無謀にも軽のノーマルタイヤで登ってきてしまい、ちょうど坂の真ん中辺りで前にも後ろにも動けない状態で停車していた。
お婆さんは俺に向かって「あの凍ってない場所までバックして下さい」と言った。
凍ってない場所?ほぅ・・・5メートルは先ですな。その先はちょっとした崖になっておりますな。こんなハンドルもブレーキも効かないとこでバックしたら落ちますな。。。一気に緊張が走った。サイドをおろし、ギアをバックに入れ、俺はお婆さんに何度も尋ねた。「本当に行きますよ!?多分落ちますよ!!行きますよ!!」と。不思議にも俺の問いかけにはほぼ反応がない。
意を決したその時、俺の前に天使が現れた。【散歩中のオジサン】だ。オジサンは「危ないからやめろ!」と俺に向かって叱りを飛ばした。ナーイス!!このオジサンがいなかったら俺は今ごろ森の住人になっていたに違いない。
その後オジサンとディスカッション。そうこうしてる内に【軽トラのオジサン】やら【子連れのお父さん】やらが集まってきた。【軽トラのオジサン】は家から土を持ってきてくれた。【子連れのお父さん】は家からスコップを持ってきてくれた。俺は寒かったから車からコートを持ってきた。【散歩中のオジサン】は消えていた。
そして土を道路に巻き、バックが出来る状態にまでした。やはり運転するのは一番若い俺だった。緊張したが【軽トラのオジサン】や【子連れのお父さん】の援護によって無事坂を下りUターンする事が出来た。何度も言うが【散歩中のオジサン】は消えていた。
お婆さんは何度も頭を下げお礼を言っていた。
なんか良い事をした気分になった。そして田舎の人間の温かさを感じた。【散歩中のオジサン】は何か急ぎの用事でもあったのだろう。。。

『D.L presents:Official Bootleg Mix-CD "ILLDWELLERS" g.k.a ILLMATIC BUDDHA MC`S Mixed by MUTA』
早速買っちゃったよbatty(笑)めちゃイイわコレ。
しかもオレ知らなかったけど、今夏から本格再始動だってね。アガるわ。
BUDDHA「人間発電所(CLASSIC MIX)」