調律師さんにピアノをみてもらいました。


 5時間くらい、ピアノの調律をしてくださいました。
 調律師さんは鍵盤の音をチェックするときに、バッハの曲を弾いていました。
「もしかしてバッハの平均律の曲ですか」
「そうだよ、1番だよ。

 名曲だなと思う」

 言いながら、またちょっとだけ弾いてくれました。
「今、「インベンションとシンフォニア」を練習していて、終わったら「平均律」をやりたいと思っているんです。」
「へえー、よくやるね」
「子供の頃からピアノを習う人はみんな、順番にやるって聞いてますけど」
「ははは、それは音大とか行くために仕方なくやらされているだけだよ。 

 自分からバッハを練習しようとする人はめずらしい。
 ほら、ショパンだったら右手はメロディ、左手は伴奏だし、感情で弾けるからね」

だそうです。

 バッハ、楽しいです、、、。

 

 

 

 調律の作業が終了して、

「音をみたいから何か弾いて」
調律師さんに言われて別れの曲、インベンション2番、ショパンワルツ64ー2を弾きました。
「とても上手になったね。

 ゆったりと余裕を持って弾けている」

わーい、ほめてもらえました!