5月は私の誕生月です。
札幌の5月は桜を皮切りに
水仙やらチューリップやらつつじやら
あちこちのお宅の庭に花が咲き始め
木々の新緑が萌えまくる素晴らしい時期。
なので大好きな月です。
そんな誕生日当日の5月9日。
当日の予定はほぼなし。
やっとゆっくり愛犬ゴールデンレトリバーの
ひかるを動物病院へ連れていける。
懸念があったひかるの体調について
悪い方へ進行している検査結果が
色々とはっきり出た。
そもそもの原発は右足。
ゴールデンウィーク前から立ちづらさや
は行が出ていて日に日に悪化していた。
結局、
2代目バーニーズのおりーぶの時と
同じ種類の悪性腫瘍。
そして肺への転移も同じ。
歴代3頭のバーニーズも皆
悪性腫瘍を患った。
色々書くと暗くなるので書かないけど
ひかるとこれからどう過ごすべきか
獣医さんと話す中で
獣医さんの提案はほぼ想定内。
あとは自分がどうチョイスするか。
過去の経験の中で、次にもしも
こう言う場面があったらこうしよう、と
考えてきたことを私は獣医さんに伝える。
ただ、断脚の選択だけは
おりーぶの時に考えたことと変えた。
おりーぶの時、断脚はしない選択をしたけど
のちに患部が破裂して大変な時間を過ごした。
将来同じことがあった時、と言う話が
当時の獣医さんと出たときも
次は断脚を選ぶべきかな、と考えた。
だけど、ひかるは12歳半。
断脚して様々なロスを乗り越えてまで
延命できるのは何か月だろう。
選択の違いによる延命の平均値が書いて
ある書物も見せてもらいながら
緩和ケアに関する相談を先生とする。
それが賢明でしょう、と先生も
共感してくださる。
その日から処方していただいた薬のおかげで日々悪化していた動きが少し良くなって
それから12日経つけど
動きの悪化はそれほどない。
立ちづらそうだけど自力で立って
歩いている。
目に見えていない病変の
変化は分からないけど。。。
誕生日の日に、
覚悟はあったとは言え、
具体的な病状を知って
寂しく悲しい気持ちになり
それを分かち合える相手もいないことが
いっそうきつかった静かな夜。
足元にいるひかるの体温を感じながら
ほろほろと涙が出てきたけど
待て待て、まだひかるは元気にしている。
今日この日を
大好きなひかると過ごせていることが
何より幸せじゃないか。と
気持ちの切り替えスイッチを押した。
ひかるは私の作ったご飯を
美味しそうにがつがつ食べる。
食べ終わった皿をしつこく舐める。
食べることは生きることだもんね。
あるものに目を向ける、
あるものに感謝する。
いつか、後悔しないためには?
と思った時
できるだけひかると一緒の時間を
過ごすことだけは意識的にやろう
と思った。
かと言って、基本はいつも通り。
仕事もするし、出かけもする。
何より、私が、悲壮感を持たずに
いつものように面白おかしくひかると
接する。そう言う主(あるじ)でいよう
と決めている。
ひかるがどんな状況であろうとも
ひかるがいることが私にとって幸せなのだ。
耳が聞こえてなくても
ありがとうね、と言う。
可愛いね、と笑う。
大好きだよと抱きしめる。
結局、子犬の時から
おんなじことをずっと続けるまで。
