注文するときに、
「該当銘柄の権利付き最終日は2017年〇月○日です」
と赤字で証券会社の注文画面に出てくることはありませんか?
現物取引に限ってですが、
その日までにその銘柄を保持していると、
配当や株主優待がもらえる権利があります。
注文の時に出てくるので、
「これはなんだろう?」
と不思議に思われた方もいらっしゃると思います。
3月、9月に多いのですが、
今とても多いのでお話ししておきますね。
株主優待や配当金は、権利確定日に『株を保有しているか、していないかのみ』
で決まってきます。それまでの保有期間は一切関係ありません。
現物取引に限りますが、
例えば、2017年の場合、
<“31日”が権利確定日の場合>
28日 権利付き最終日 ←この日までに購入!
29日 権利落ち日(権利つき最終日の次の日…売ってもいいです)
30日
31日 権利確定日
28日までその銘柄を保持していれば、
優待や配当が頂けるのです。
信用取引で保有している場合、
優待や配当金は頂けませんが、
「配当落調整金」という形で受け取れます。
(売建玉の場合、支払い義務が発生しますのでご注意くださいね)
ここで注意点は、注文と同時に入れるロスカット注文ですが、
注文訂正はこの「28日」をまたぐことが出来ないので、
一旦ロスカットで入れていた注文が失効してしまうので、
再度注文訂正をいれる必要があります。
(ご自分の建玉一覧で保有銘柄を確認してください)
3月はとても優待銘柄が多いので、
気を付けて注文を入れていきましょう!