テレビでいろいろ「風立ちぬ」の出来上がるまでのストーリーを大変そうにやっていたので、しかも宮崎駿監督の長編最後の作品ということであったのでどうなの?ということで行きました。
元々彼の作品は子供と一緒に「トトロ・・・」「・・・神隠し」等を見たぐらいで全然感動とかしたことありませんでした、つまんないと寝ちゃうのではないかと不安になるくらいでした。
今回は、堀越二郎と堀辰雄の結びつきにもちょっと興味があったかな?また〇戦の出来るまでの過程と亡びるまでの過程も知りたかったかな?なんかどれもこれも中途半端で意味不明の映画と思いました、そこで調べると、堀越二郎と堀辰雄は最初の堀の字が同じというだけ?
0戦には海軍と陸軍の確執、活躍時のエピソード、安全性軽視?(重量の為弾除け無)の為熟練パイロットの枯渇等、設計者としてどれほどの裁量を見せたのかとかの場面はほとんどなかったように思いました。まして特攻のことなど皆無でした。ジブリは宣伝過多すぎます。マスコミもネタバレを怖がって?宮崎駿に乗り過ぎです。
0戦を主役にすればよかったのに!!!
イメージ 1
 
イメージ 2
 
上部はこの映画の企画書である、これを読んでやっと少しわかったか?しかし実在の人物を脈絡もなしに支離滅裂に関連ずけないでもらいたい、彼等の歴史の冒涜です、乗り過ぎです。引退大賛成です。
特攻隊で意志に反して0戦で突入した大勢の若者がいることを最後に報告すべきであったと思う。
ヴァレリーの詩『海辺の墓地』の一節、“Le vent se lève, il faut tenter de vivre”
を堀が訳した「風立ちぬ、いざ生きめやも。」
ともあれ一人の詩人を紹介してくれたのはありがとう。
0戦は美しい、可愛い、私の中では、それは事実です。
というか飛行機=0戦なのです(子供の頃の模型の刷り込みか?)とてもかわいいです。
イメージ 3
 
イメージ 4
特に、右下の正面図は美しいです。