2024年映画43本目「セーヌ川の水面の下に」 | 穏やかに生き急げッ!

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映画・小説ネタはすべてネタバレですので見てない方は気をつけてくださいね。

2024年映画43本目は2024年フランス制作

「セーヌ川の水面の下に」

 

 

 

【超ざっくりストーリー】ネタバレです

3年前に海洋学者たちを襲ったサメがパリのセーヌ川に現れました。

そのサメは淡水で繁殖できるまでに適合し、その子供たちはオスなしで生後2カ月で妊娠できるようなっていました。

海洋学者と水上警察はパリ市長にセーヌ川を封鎖するように進言します。

しかし世界的なトライアスロン大会が直近で開催されるため耳を貸さないばかりか、水上警察の行動を制限し、軍隊にセーヌ川の警備を任せます。

トライアスロンのスタート直後に次々と選手はサメに襲われ、サメを殺すために軍隊は機関銃を撃ちますがセーヌ川の底にある無数の不発弾が爆発します。

不発弾は想像を絶する破壊力でパリの街は水浸しです。

 

【感想は】★★★星3.5つ

サメ映画だし、ネットフリックスオリジナルだし、フランスだし、あんまり期待できないなぁ。

と、思ったらラストは斜め上を行ってたぞッ!

 

観始めはなんだか引き込まれなくて、10分観ては止めて10分観ては止めてを4回ほど繰り返しました。

 

大好きなグレタちゃんを彷彿させる、動物(サメ)愛護に燃える女の子にイラつきます。

サメにはGPSを付けてて居場所を追跡できるのですが、「このままじゃサメが殺されちゃう」ってことでGPSを切ってしまいます。

それで何人死ぬと思ってんだッ!

と、そうしないと物語にならないと知りつつ画面に向かって怒ります。

 

動物愛護やら環境保護やら自然食品主義やらなんだかうさん臭くてしょうがありません。

特に環境保護と言われるものには言いたいことがたくさんあります。

「エコはエゴ」

です。

 

警察の進言を聞かないパリ市長。

なんだか「TAXI」を彷彿させる薄っぺらいコミカルな演技がTheフランス映画って感じがします。

 

そんなの事を気にしながら観進めていくと「サメ映画」にしては面白くなっていきます。

セーヌ川にある無数の不発弾が爆発したらパリの街が水没しました。

 

 

国土技術センターHPより

セーヌ川よりパリ市街は高いところにあるので水没はしなさそうです。

 

ハズレが多いサメ映画の中では”アタリ”の部類です。

 

ジョーズ(もちろん1)>>>>>>パニックマーケット>>>>>>>>>>本作>>>>>MEG

 

ってところでしょうか。

ネットフリックスオリジナルのサメ映画にしては上出来でしょう!