昨日、熊本市流通情報会館で行われた講演会に参加してきました。
この熊本元気塾は、毎月多才な知識、経験をお持ちの講師を招いて熊本の活性化を図るとても素晴らしいものです。
以前は、現熊本市長の大西一史氏などが講演されたとのことです。
さて、私は今回の第6回からの参加なのですが、今回の講師は現熊本市教育長の遠藤洋路氏でした。
私は、昨年まで熊本市の学校教員をしておりましたので遠藤さんのことは少しばかり知っていたのですが、深く話を聞いてみたいという好奇心からFacebookでメッセージを送り、参加しました。
一言で言うと、熊本市の教育界にメスを入れている方、この方なら今のアナログ思考の強すぎる教育現場を革新させることができるのではないか!と言う期待感を寄せることができました。
また、私のビジョンが今まで以上に明確になりました。
「昭和の学校」というすごく的を得た表現を何度も口にしていた遠藤氏。多くの現学校教員が参加されていましたが、どれだけの人の心に響いたかが気になります。笑
教育の根本が変わらないのは、変化を恐れているからではないか?
変化の少ない社会で、変化を起こせる人間が必要では無いのか?
これまでの教育を身につけておくことが、これからの社会を生きるためにも役に立つ。
技術の進歩で、学校に行くことが当たり前でなくなる。(教員がYouTubeになど)学校を選ぶ選択権が児童生徒には生まれる。
不登校生徒の増加は、学校が選ばれなくなりつつある予兆かもしれない。
2時間の講演時間は、かなり速く過ぎました。
今私は、生涯教育の中の社会教育の一環として、社会人経験を積んで勉強しています。学校では得られなかったものをたくさん経験しています。この経験と知識、現状と未来を私なりに見据えてもう一度教育現場に戻ります。そのキャリアビジョンを今までより更に確固たるものにできた時間でした。
教員自身が学び続ける事。このことを常に頭と心と体に染み付かせて今日からまた成長していきます。