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紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

☆ 大衆演劇・上方芸能・映画評☆情報系ブログ

〇 こんな映画を見ました。明るいラストの映画です。

〇予告編

 

 

STORY

国会で安楽死法案が可決され、国家戦略特区として安楽死を希望する者のための施設の運営がスタートする。若年性パーキンソン病を患うラッパーの酒匂章太郎(毎熊克哉)は、余命半年を宣告されていた。安楽死に反対している章太郎は、パートナーの藤岡歩(大西礼芳)と共に特区の実態を告発するために施設に入居するが、病が進行するにつれて心情に変化が現れる。

キャスト

毎熊克哉、大西礼芳、加藤雅也、筒井真理子、板谷由夏、下元史朗、鳥居功太郎、山崎翠佳、海空、影山祐子、外波山文明、長尾和宏、くらんけ、友近、gb、田島令子、鈴木砂羽、平田満、余貴美子、奥田瑛二

スタッフ

監督:高橋伴明
原作・製作総指揮:長尾和宏
脚本:丸山昇一
製作:小林良二
プロデューサー:小宮亜里、高橋惠子
音楽:林祐介
撮影監督:林淳一郎
撮影:西村博光
照明:豊見山明長
録音:臼井勝
美術:黒瀧きみえ
装飾:鈴村高正、島村篤史
ヘアメイク:佐藤泰子
スタイリスト:野中美貴
衣裳:津田大、江口久美子
VFX:立石勝
スクリプター:阿保知香子
編集:佐藤崇
助監督:毛利安孝、野本史生、稲葉博文
音楽プロデューサー:和田亨
ラインプロデューサー:藤原恵美子

 
上映時間 129分
 
〇 私の見たまま、感じたまま 〇
 
原作も読ませてもらい。講演もたびたび聴かせていただいている尊敬する長尾Dr.の作品である。
さまざまな死と向き合い、地域医療の先駆者として活躍なさってきた長尾先生の作品だけあって
安楽死へのアプローチは精緻を極める。
 
政治家との交流も深く、社会、法、からの視点も隙がない。
 
特筆すべきは、ラストシーンだが、これはさすがにネタバレになるので書けない。
 
安楽死に至る人生模様、高齢者だけの問題にしない観点は評価に値する。
Dr.だけに死にいたる細かい描写はとてもリアルである。
 
もし、安楽死法ができたとしてもそれだけで解決出来ない人間の苦悩、さらには死生観まで映し出してくれる。厳格な法規制を経ても割り切れない課題が浮き彫りになっている。とても考えさせる作品である。
 
誰人にも、等しく訪れる死、不可避な死、目をそらせてはいけない。どのように死ぬかはどのように生きるかの合わせ鏡だ。さあ、深く人生を味わうために、自らに向き合おう、避けずに見つめよう。
 
ひょっとしたら、『死』はラストシーンのように楽しい総決算なのかもしれない。
 
気持ちが晴れ晴れする映画である。タイトルに怯まず、多くの人に見て欲しい作品である。
生きることは死ぬこと、死ぬことは生きることなのだから。