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紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

☆ 大衆演劇・上方芸能・映画評☆情報系ブログ

〇 中之島界隈 風景  2017年 

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こうした講演会に参加するのは二回目になる。以前、京都文京大学教授で市川ひと丸劇団で、南條まさきの芸名で舞台に立っていらっしゃった鵜飼正樹さん以来になる。これは、大阪市が開催したものだった。

 

今回のプロジェクトは行政ではなく、関塾を展開する(財)田部井教育振興会である点がいかにも大阪らしい。

 

まして山根演芸社、三代に亘り、関西一円のみならず、全国的に大衆演劇の興行を仕切る最大手。社長自ら台本も執筆し劇団に提供もされている方だ。

中々、ない機会と思い参加した。

 

特別ゲストは劇団花吹雪座長 桜春之丞さん。

 

私ごとだが、地下鉄淀屋橋駅はかつて某教科書出版社の関西支社に在勤のころ十数年通った若き日の思い出が詰まったところだ。入社前の二年間は府立中之島図書館で司書をしていた。

 

今日の講演テーマは「日常に仕掛けられた祝祭-旅芝居の心と現在-

なかなか言い響き、いいネーミングだ。

 

以下感じたところのみしるすことにする。

 

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・山根さんは三方礼で講演を始められた。

・旅芝居の伝道者として滑らかな口調で語られた。

・骨子は写真(レジュメ)をご覧ください。

・舞踊ショーの映像紹介(新開地劇場での劇団花吹雪のVTR)

・旅芝居ということばの中に「大衆演劇」の本質がある。

・雪之丞変化のシーンを引用しながら旅芝居の仕事を説明。生き方そのもの。生活者としての役者。旅芝居の原点は懸け小屋。

・九州、川筋(遠賀川)に建った常設館が劇場のルーツか。当時の一座は芝居だけでなくいろんな芸人の集合体ゆえ大所帯だった。

・下町の玉三郎と言われた梅沢富美男のテレビ放映が大衆演劇のメジャーデビューといえる。

・花について疑問でおじいさんに聞いた。それはそんなもんなんやと言われた。花は花街から来ている。昔、東京に手裏剣のおばさんがいたり。淀川のおばさんというかたもいた。なんでそんなにお金があるのかと問えば、淀川の水が涸れてもうちの金は涸れんと豪語した。

・近江飛龍・姫川京之助の舞踊の形のエピソード。

・大衆演劇の武器は自由さ、節劇あり、舞踊劇あり、毎日満足させて成り立つ世界。

送り出しの形もリピーターづくりの大事な要素。送り出しの一言で客の心を掴む。

・杉良太郎「役者(わが身を削って‥)」歌、歌詞に旅役者の心がある。

・旅役者は舞台が好き、それが誇り何より弱きものの為にが誇り。

・釜ヶ崎の暴動のころ、日雇労働者たちからあがった声は浪速クラブだけは手を出すなだった。「あそこは俺たちの歌舞伎座やから」

・ここ数年間で大阪は最盛期に近づいている。関西の三大劇場と私が呼んでいるのは羅い舞座京橋劇場・新開地劇場・梅田呉服座。

浪速クラブは旅芝居の聖地。

・今の劇団はピカイチの座長スター主義。

・修羅の華夢桜(山根大作)VTRで紹介。

・ここで、桜春之丞登場。

「さくら」(森山直太朗)舞う。

桜春之丞の名前も劇団花吹雪の命名もさせてもらいました。

・ことばの醍醐味。日本語ならではの台詞の美しさを伝えたい。最後に「西行」の歌を引いて講演を締めくくる。

大入り三本締めで終了みごとだ。

・いい講演だった。

 

※演劇グラフの取材もあったので掲載されるかもしれません。

 

こういう企画をした団体に敬意を表したい又山根大さんの講演の旨さに納得・紀州屋良五郎