もうすぐ最愛の人とお別れした日。

彼はnicoより13歳も年上でした。

知人の紹介で出逢いその日のうちに関係を持った。

ベッドの上で彼は「お前看護師で今いくら貰ってるんだ?」

nico「30ちょっとかなぁ…」

彼「なぁ、もっと生活費渡すから仕事辞めろ❗️」

nico「えっ?うそでしょ?」

それから彼はマンションをnicoに与え毎日通う愛人になった。

ネイル行ったりエステ行ったりショッピングしたり時間がある限り彼はnicoを連れてあるいた。

ある日…妊娠が発覚❗️nicoも彼も凄く喜んだ。

でも彼は妻帯者…少し迷った💦

彼が言った、子供が産まれる前にケリつけるから…と。

彼は必ず有言実行する人だった。それを信じて妊娠を継続…その児が今大切に育てているちび子だ。

妊娠4ヶ月になり彼はnicoをソファに座らせ言った、仕事で関西に行く、すぐ帰るつもりでいるがわからない…と。

裏切りだとは思わなかった、朝から夕までお酒を飲みnicoを抱き少し荒れている感じがしていた。

出発する前の晩、彼は日本刀を持っていろ!とnicoに渡してきた、全く意味がわからない。

大変な事に勘づきnicoは泣いて止めた、彼は今まで見たことのない表情で「俺の女ならもっとしっかりしろ、俺のいない間頼むな」と言葉を残しマンションを後にした。

後から彼は右翼団体の執行役員だったことがわかった、いつもスーツ姿、外車。

普通の社長さんには到底見えなかった。

金銭トラブルで関西に行き多分命取られたと思う。日本刀を置いて言った意味もなんとなくわかる。

精神的に彼の存在がなくなった喪失感、悲しみ、色々なものが頭をよぎった。

でも出産ギリギリまで待った、サプライズが好きな彼だったからある日突然現れるのではないかと…。

妊娠中にnicoの誕生日を迎えた。

郵便が届き宛名の字、彼の字だった。

ティファニーの箱の中には今まで見たことがないくらいの大きなダイヤの指輪が入っていた。

また泣いた…。

前妻の間に息子がいる、彼にnicoを頼む!と残し消えた。

息子も消されたと思うと話す。


あれから10年…パパと考えた名前のちび子は何も知らず元気に成長している。

心から愛したパパとの子。これからも大事に育てていきたい。ちび子が成人する時にティファニーのダイヤの指輪を渡そうと思っている。

パパと逢えて10年同棲していた人と別れ、仕事も辞めてパパに走った。

パパは居なくなってしまったけどnicoの心の中、そしてちび子がいる。

パパとよく夜の飛行機見にいったっけ。


山あり谷ありだったこれまでの人生。

嬉しいこと悲しいことたくさん経験してnicoという人間がいる。

後悔は何もない、ちび子の手だけは離さずいよう。